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法話と話術

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 2020年1月19日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


本日は日曜日でしたので、年回忌の法要が入っておりました。葬儀も入っており、住職はそちらに行っておりましたので、私が一人で年回忌の法要を勤めさせていただきました。


法要の最後には、必ずお話をするようにしています。浄土真宗は聞法(もんぽう)が最も大事と言われるくらいですので、僧侶が話をするのはとても重要です。つまりそれだけ大役だとも言えます。いつもは住職がしますが、本日は不在でしたので私が話をさせていただきました。


本願寺学院に通って約2年、知識も増えたので何とかお話もできるようになって来ました、という気がしています笑 私は、法話をする際には出来るだけ分かりやすいテーマで、そしてテーマは1つに絞って話をするようにしています。


『お坊さんの話は本堂を出たら忘れる』と言うく言葉があるそうですが笑、確かにあんまりたくさんの情報を入れてしまうと『結局何も分からなかった』となりかねませんので、そこは気を付けているつもりです。逆に言うと、本堂を出たら忘れているので気楽に話そう、というポジティブ(?)な捉え方もありますが笑


私が良く法話のテーマにするのは『縁起』です。このブログでも何度か書いたことがある気がします。仏教の根幹となる教えですが、身の回りの事柄を使って身近に感じていただきながら話をする事ができるからです。阿弥陀仏がどうとか、極楽浄土がどうとか、そういう話もとても重要ですが、仏教のまずは入り口として、縁起の話をさせていただいています。


それにしても、自分が実際に話をするようになると、噺家さんと呼ばれる落語家さんなどが、いかに話が上手いかが分かってきます。噛まずにつらつらと話をきれいに進める話術は本当に羨ましいです。私はまだまだ、噛んだり、『え〜』とか、『あ〜』とか言ってしまいます笑


せっかく浅草も近いことですし、今年はちょこちょこ落語や講談を見に行こうと思います。スポーツもですが、エンターテインメントはやはり生観戦が一番です!


あー、そしてこのブログも締め方が分からなくなってしまいました笑 まだまだ精進が足りませんね。。。



南無阿弥陀仏

 
 
 

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