法衣の整理整頓をしよう
6/6のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日も雨が降ったので、『すっかり梅雨だなぁ』と思っていたのですが、実はまだ梅雨入りしていないことを知り驚いています。梅雨入りの定義がはっきりとは知らないのですが(梅雨前線が形成されたらでしょうか?)、これだけ毎日ドヨンとしてて梅雨っぽい天気が続いてたら、梅雨入りでもいいんじゃないかな、と勝手に危惧しています。
そして調べてみると、明日の晴れを挟んで、明後日から東京でも梅雨入りするんじゃないか、という予報みたいです。だいたい1ヶ月以上続く梅雨時期、頑張って乗り越えていきましょう。
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法衣の整理整頓をしよう ==================
そういえば6月に入ったということで、お寺では衣替えをしました。
個人的な印象としては、昨年までは5月中から早く衣替えしたくて、6月が待ち遠しいくらい暑さを感じていました。ただ今年は、5月いっぱいまで普通に冬物を着られて、6月が来てから『そうか、衣替えか』と衣替えを実施できました。
昨年までの5月は暑かったのか、それとも私の体が段々と衣を着ることに慣れたのかは分かりませんが、衣替えしたいのにできない苦しみ、みたいなのは無かったので良かったです。ただいざ夏物を着てみると、やっぱりこれくらいの気候には夏物が合っているなと感じます。
ということで、冬物のシーズンが終わりましたので、冬物をクリーニングとメンテナンスに出します。ちなみに冬物ですが、衣替えを待っていたかのように、5月末に裳附の裾に綻びが出て、五条の小威儀を仕舞う紐(?)が外れてしまいました。着物は上手く着れば一生もののはずなので、こういったメンテナンスに手を抜くことなく付き合っていければと思います。
今お寺にある法衣のほとんどが、父もしくは祖父のものです。祖父のはサイズ的に合わないのでそもそも着られませんが、父のも何やかんやと今すぐに着られるコンディションにある法衣は少なかったりします。衣の数だけ多くて、いざ着ようと思ったら全然良いのがない、ということがありますのでこれを機に一度整理しないといけないかもしれません。
冬物メンテナンスのために明後日法衣店さんに来ていただく予定ですので、それまでに現状の洗い出しをやってみます。ということを、このブログを書きながら決めてみました。結果的に衣替えがご縁となって、法衣の整理整頓というゴールに導かれたみたいです。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。良いご縁をいただいたのかもしれません。
南無阿弥陀仏
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