法善寺のコロナ対策

こんばんは。
法善寺副住職の中山龍之介です。
子供が生まれてから、子供が生活の中心になり、寝るのも早くなってきました。
独身の時は午前1時くらいに寝ていましたが、結婚して12時に寝るようになり、今は10時に寝る日も珍しくありません。このブログを書き始めたのが21:28ですが、眠い目をこすりながら頑張っています。ちなみに朝は5時に起きたりします(#おじいちゃん化)。
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法善寺のコロナ対策
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さて、今日は改めて、法善寺が行っているコロナ対策について書いてみようと思います。『効果ありますよ!』と声を大にして言えるわけではありませんが、とりあえず身の回りではコロナになっている人もいませんので、効果が無くは無いと思っています(保険をかけるために遠回しな言い方をしてごめんなさい)。
まずは、手洗いとアルコール消毒の徹底です。法善寺の玄関にはアルコールスプレーが置いてあって、誰でも使うことが出来ます。私も、お寺に行ったときには必ず消毒していますし、それ以外でもスプレーの前を通り過ぎたら消毒する、というくらい病的に消毒しています。
次に、マスクの着用です。マスク自体は、ウイルスを止められるほど目が細かくないので意味が無いと言われている時期もありましたが、飛沫感染予防と、むやみに顔を触らないという点においては意味がありそうです。人とお会いするときはほぼ必ずマスクを着用しますし、法要なんかの際にもマスクを着用して読経させていただいています。おかげでマスクの下は汗だくになることもありますが、コロナの恐怖に比べればそんな不快感はへっちゃらです。
ちなみに、日本人はこれら二つを徹底できる国民性だから、コロナの被害が少ないと言われているそうですね。マスクなんて、アメリカで着けている人なんか見たことありませんでしたし、『医者じゃないのに何でマスクしてるんだ』みたいな風潮もありました。今では信じられませんね。
話を戻しますと、門徒さんには本堂やお座敷にいらっしゃる時に、距離をとって座っていただくようにしています。ソーシャルディスタンスが大切と言われていますし、法事で久々にお会いする親戚の方もいらっしゃるかもしれませんので、万が一を考えてこういう対応をしています。
他にも、3密を避けるために本堂にある外に続く正面ドアを開けておいたり、お寺の玄関も常時開けておくなどして、換気に努めています。まだ本格的な夏にはなっていないので大丈夫ですが、これから気温が35℃とかになってくると怖いですね。冷房ガンガンになりそうです。
細かく言えば他にもありますが、最低でもこれらのことには気を付けながら日々の業務を行っております。おかげさまで、感染者を出すことなく今日まで来られています。
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コロナはいつ終息するのか
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コロナに対してのこれまでの実績(と言ってしまっていいのか分かりませんが)から、『これをしておけば大丈夫だな』とか『これをしなければ大丈夫だな』というのが明確に見えてきています。
『これをしておけば』の方には手洗いや換気なんかが挙げられますし、『これをしなければ』の方には近距離での会話や人との密接が挙げられます。
しかし以前までの私たちであれば、この『これをしなければ』の行動も普通に取っていました。狭い居酒屋で、隣の人と肩をぶつけ合いながらお酒を飲むことだって日常でした。
しかしここからは、段々と気が緩んで、『これをしなければ』の行動の中から『これは大丈夫なんじゃないの?』が出て来るはずです。どうやら人間は慣れてしまうと、違う行動をとりたがるみたいです。
それでも感染者が増えなければいいかもしれませんが、おそらく増えて来ると思います。また、もし仮に増えなかったとしても、再び『これは大丈夫なんじゃないの?』の境界線が広がって、それは感染者が増えるまで止まらないと思います。いやもしかしたら、感染者が増えても止まらないかもしれません。
こう考えると、コロナを終息させるのはやっぱりワクチンなり抗ウイルス薬しかないですね。それまでは上手く付き合っていきながら、日常に近い生活を送っていくしかなさそうです。
皆様におかれまして、引き続きお気を付けてお過ごしください。
南無阿弥陀仏
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