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法人として強くなる

11/14のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


昨日患った腰痛ですが、バスケで無理をしなかったおかげかかなり良くなりました。この分なら明日には完治していることでしょう。ただ明日は随分と寒くなるみたいですし、腰に響くようなことはせず、無理はせず、焦らずじっくりと体を癒していきます。


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法人として強くならないと

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先週の宗教法人実務研修会に参加してから、お寺の中のオペレーションをガッツリ見直しています。細かいことは言えませんが、まあざっくり言えば会社っぽくなっていこう、という感じでしょうか。どうしても、家族経営で、人数も少なくて、というとオペレーションなんて関係なく進めてしまうことが多いのですが、やっぱりちゃんと整理されていたほうが良いはずなので直しています。


その研修会でも話がありましたが、聖俗分離、という考え方が宗教法人にはあるみたいです。『聖』の部分は儀式的な部分で、いわゆる一般的にお坊さんの仕事だと思われているものでしょうか。逆に『俗』の部分は法人を経営するためにやらなければいけない部分です。どちらの方が大事ということもないのでしょうし、どちらが欠けてもお寺の運営はままなりません。


理想を言えば、『聖』をちゃんとやっていれば、お寺はやっていけるんだ、とは思っています。ただ現実を見ると、特にこれからの日本では、そうも言ってられない未来が待ち受けていることは明白です。今はまだ東京の人口は増えているのかもしれませんが、ある時を境に減っていくはずです。このままだとお寺の存続も難しくなるわけで、やっぱ時代に合わせた変化は必要なんじゃないでしょうか。


先進国であり、島国であり、実は人口が多い国であり、実は大国の日本、というのはこれまでの常識で、ここからの日本は立ち回り方を変えないとやっていけない気がしています。今は今でやるべきことをやりつつも、そんな未来を見据えながら動けるところは動いていかないといけません。


自分がおじいさんになっている頃には、どんな日本になっているのでしょうか。法善寺はどういう変化を遂げているのでしょうか。不安なような、楽しみなような、複雑な気持ちを抱きながらも、まずはおじいさんになれるまで元気でいられるように健康第一です頑張っていきます。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。法人として強くならないと。



南無阿弥陀仏

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