歴史は財産

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


台風10号の影響からか、今日も東京は日中スコールのような雨に見舞われました。幸いその時間に外には出ていなかったので個人的に被害はありませんでしたが、お寺の屋根や窓を激しく打つ音が聞こえてきました。


予報によると明日はまた暑くなるそうです。汗っかきにはきつい季節が続きます。『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉がありますが、早く涼しくなってくれることを願っています。皆様におかれましても、気を付けてお過ごしください。

 

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初代『家庭通信』の歴史

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さて先日、とある門徒さんがお寺にいらっしゃり、少し話をする機会がありました。その方は昔の『家庭通信(法善寺の会報誌)』をお持ちになり、ご自分のお父様が寄稿した記事を見せてくださいました。私としても法善寺の歴史を知る貴重な資料ですので、ありがたく参考にさせて頂きました。


実は私が現在発行している『家庭通信』はオリジナルでも何でもなく、昔からあったけど一時休んでいたものを復活させていたにすぎません。復活した家庭通信は年に4回の発行で、今月頭に配信させて頂いたもので6号となりました。つまり、家庭通信が復活してから1年半経ったという事です。毎回悪戦苦闘しながら頑張っているつもりです。もちろん楽しんでもいますが。


昔の家庭通信が発行されていたのはもう随分昔になりますので、どのように作られていたのか詳細は分かりかねますが、発行された時期を見返す限り、今と同じ年に4回の発行だったはずです(枠外に『春のお彼岸号』や『お盆号』など書いてありますので)。ただ号数は全然違って、120を超える数が発行されています。単純計算で30年は発行し続けた、ということになります。


恐らく、私の曽祖父と祖父の代に渡って発行され続けたのだと思いますが、これだけの年数続けてきたというのは大変貴重な財産です。また、今みたいにパソコンがあったわけでもない中で制作するのは、相当な苦労もあったんだろうなと察します。我が先祖ながら感嘆してしまいます。


資料として残っているものもたくさんありますので、温故知新の気持ちでもう一度読み返してみようかなという気持ちになりました。

 

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歴史は財産

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この家庭通信の30年もそうですが、歴史というのはお金で買うことが出来ない、大変大きな財産(Asset)です。


ちなみに法善寺の歴史は400年あります。周りのお寺もそれくらいの歴史を持ってらっしゃるところばかりで、お寺としては割と普通かなと思ったりもしますが、一般社会に置き換えて考えるととんでもないことだなーとも思います。


400年続いている企業なんか聞いたこともありませんし、そもそも世界初の株式会社が生まれたのが400年前で、定着したのはここ100年くらいの話です。アメリカにいたっては国として独立したのが250年くらい前です。こうやって比べると、400年というのは大層なことだなーと感じるわけです。


そしてこの400年というのは、お檀家さん・門徒さんに支えられてきた歴史でもあります。先祖代々ご縁を持たせていただけることが、いかに有難いことかというのを、改めて思い知らなければいけません。また、これからもより一層、法善寺の門徒さんを大事にしていこうという気持ちになりました。


相変わらずお寺業界には『檀家制度は崩壊だー』と言っている人もいますが、檀家制度を諦める前にまだまだやらなければいけないことはたくさんあります。これまでの長い歴史を支えてきてくれた方々を、そんな簡単に見捨てるようなことはしたくありません。


特に目新しいことをしようとは思っていませんが、これまで先人たちがやってきたように、一人一人の門徒さんを大切にしていこうという気持ちに改めてなることができました。方向性を見失わずにコツコツやっていきます。

 

 

南無阿弥陀仏

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