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楽しく働く、動く空間

8/31のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は8月最終日ということで、長い長い夏休みも漸く終わりが見えてきました。私よりも妻の方がよっぽど子供たちを見てくれたので甘えたことを言うと怒られそうですが、本当に大変な1ヶ月半でした。


お寺的にも、個人的にも色々あった1ヶ月で、こんな事言うのは良くないですが、呪われてるんじゃないかと思うほど、あまり良いことがなかった気がします。


30代も後半になってくると、どうしようもならないことが多々あるということでしょうか。腐らずめげず、一つ一つ対処していこうと思います。


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楽しく働く、動く空間

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そんな今日ですが、お寺の目の前にある上野小学校で盆踊りがありました。平年であれば校庭を開放して行われるこの行事ですが、御存知の通りの天気でしたので、体育館とその前のスペース(ロビーというのか?)にて行われていました。


子供たちが行きたがっていたので連れて行ったのですが、すごい数の人がいました。天気が悪いのに、大盛況だったように見受けられ、狭いスペースでしたが子供たちが迷子にならないように注意しないといけないほどでした。


盆踊り会場の体育館では飲食禁止でしたが、その上のエリアではビールやらハイボールやら焼鳥やらかき氷やらがたくさん売られていました。しかもコミュニティ価格ということで激安で、こりゃ人がごった返すわけだ、と納得です。私も美味しく頂きました。


驚くのが、働いている方々の多くがほぼボランティアだろうということです。そして、それなのにとても気配り心配りの利いた対応をしてくださり、とても感動しました。かといって皆さんやらされている感じではなく、楽しそうに働かれていました。


あの場では、働く対価がお金ではない、というのは明らかです。盆踊りを盛り上げるためだったり、そこに携わるのを楽しんでいたり、仲良い地元民やママ友と働くのを楽しんでいたり。動機は様々でしょうが、とても素敵な空間でした。


雰囲気としては、お寺で年末にやっている餅つきに近いかもしれません。あの場も、大人が入れ替わり立ち替わりで子どもの面倒を見てくれたり、ついたお餅を配ってくれたり。時には自主的に、コンビニまで追加の味付けを買いに行ってくれる始末です。


甘えてしまって申し訳ないなという気持ちがある一方、それを明らかに楽しんでくれているのも事実で、そこの余白をこちらから削ってしまうのも違う気がしています。


今日の盆踊りでの空間、そしてお寺でやる盆踊りでの空間、これらの共通点を見つめてお寺の行事をデザインすれば、もっと人を巻き込んでいけるのかもしれません。そこらへんを天性で出来る人が羨ましいですが、これらから学んで生かしていければと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。人ってホント面白いな。



南無阿弥陀仏

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