本阿弥光悦の特別展に行ってきました
3/10のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
3月が風の強い月だということに、生まれて36年間で漸く気が付きました。子供を自転車に乗せて動くことが多いのですが、この時期はけっこう大変です。髪型も崩れますし。
とはいえ、この風がだんだんと春を運んできてくれます。ダウンは必要ないかな?という日も増えてきてますし、天気の週間予報を見ても暖かくなっていきそうです。花粉はあれど気持ちも良い季節、マスクしながら外に出ていきたいものです。
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本阿弥光悦の特別展に行ってきました
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そんな今日は、空き時間を使って国立博物館に赴き、『本阿弥光悦の大宇宙』という特別展を見に行ってきました。本阿弥光悦さんは江戸時代初期の方で、様々な作品を残された『数奇者(芸道に執心な人のこと)』です。
その作品は多岐にわたり、中には書も含まれていました。私としてはそっちをメインの目的として、次女を抱っこしながら息子も引き連れて3人で行ってきました。ちなみに今日が会期最終日、とても混み合っていました。
まず最初は書ではないエリアに行ったのですが、すぐに息子は飽きてしまってグダグダになってしまいました。それでも何とか騙し騙し連れ回りながら見ましたが、個人的にはとても面白い特別展でした。
ポスターにもなっている硯箱が有名みたいですが、日本刀があったり、陶芸作品の茶碗があったり、日本のダ・ヴィンチ?と思うくらいの才能を感じました。これを一人の人が作り出したと思うと、凄いなと思いますし、それだけ没頭できたことに羨ましさも感じます。
そして書の方は、奇抜な字ではないけれども、上手さの中に味があり、こちらもこちらでとても面白かったです。丁度今私が取り掛かっている書道の同人展の作品が、あまり奇をてらわずにツラツラと書き綴る感じにしたかったので、参考になりそうです。
そろそろ息子も限界だったので帰るかとなりましたが、ちゃんと図録は買い、立ち寄るつもりのなかった売店で王羲之の蘭亭序の解説本があったからそれも買い、ホクホクしながら帰路につきました。付き合ってくれた息子、そして大人しく抱っこされててくれた娘に感謝です。
また、地元民としては恥ずかしながら、今日が初めて国立博物館訪問でした。あんなに広い敷地なんだということに驚きましたが、こんなに近いんだからもっと来てもいいなと思いました。そんなタイミングで、4月には法然上人の特別展が始まるみたいなので、また伺います。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。上野って結構、アートな街ですよ。
南無阿弥陀仏
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