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最近の声明学園

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は2月4日です。一応理数系でしたので、2を2乗すると4、という感じでこういう日が好きだったりします。そんな流れから3月9日、3月27日、4月16日、5月25日も好きだったりします。はっきり言って、何の意味もありませんが。。

#切符に書いてある4ケタで10作るのが好きなタイプ


ちなみに私の誕生日は9月23日ですが、この日も好きです。なんてったって、マイケル・ジョーダンがドリームチームで背負っていた番号(9)とNBAで背負っていた番号(23)の組み合わせです。世代は少し違いますが、勝手にバスケの神様には縁を感じています。



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最近の声明学園

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さてそんな今日でしたが、終日バタバタとしておりました。夜に声明学園があるため、もはや毎週木曜日がそうなのかもしれません。声明学園については、最近運営側の視点からばかり書いておりましたので、たまには生徒としての視点でも書かせていただきます。というか、そちらが私としては本分です。


私が在籍する1学年は、4週にわたって『伽陀(かだ)』を勉強しています。一口に伽陀といっても様々な種類がありますが、1学年という事で一番オーソドックスな形をしている『先請弥陀~~~』の伽陀を学んでいます。年忌法要などで最も用いられるのがこの伽陀ですので、これを覚えれば様々なところで活躍しますし、他の伽陀もこの節を応用できるので、まさに登竜門と言える伽陀です。


伽陀は種類にかかわらず全て、4行から構成されるもので、毎週1行ペースで進んでいっています。『1週間に1行しか進まないの?』と思われるかもしれませんが、ただ読むだけではなくて節回しが独特なので時間がかかります。ちなみにそういった節回しを『淘(ゆり)』と言いますが、直線的な音の流れじゃなくて波のように緩やかに音が変化していくのが特徴です。


私もしょっちゅう称えるのがこの伽陀ですが、先生曰く私の称え方は癖がついてしまっているとのことでした。なかなか自分では分からないもので(だから癖なんでしょうが)、指摘されても上手く直せません。体に染みついたものを取り除くのは大変です。


ただ、だからこそ指導を頂く価値があると思います。やっぱり自分を客観視するのは難しいので、改めて先生に見ていただきながら微調整していく、というのは生涯続けていかないといけない気がします。


ちなみに私の癖としては、『音の入り方にコブシがある』『淘を称える時に母音以外の音が混ざる』『音の高さをキープすべきところで上がってしまう』というところでしょうか。どれもこれも、文字にするのは簡単ですが実際やるのは難しいです。案ずるより産むが易しという言葉もありますが、その逆です。


私は直接授業を受けられていますが、ほとんどの生徒さんはオンラインで授業を受けられています。ですので全員揃っての発声と言うのが難しいため、先生による個別レッスンを順番にしていく形式になります。


じゃあ自分以外の時はボーっとしているのかと言うとそれも違くて、他の人が指導されているのを聞きながら『あ、そこは自分も間違えそうだな』とか『なるほど、あそこはこうやって称えるのか』とかを考えています。人の振り見て我が振り直せという言葉もありますが、その通りです。


また私は、ゆくゆくは声明学園の先生にならなければいけませんので『こういう場面で先生はどうやって指導するんだろう』とか『自分だったらどう指導すべきかな』とかも考えています。先生になるとデモンストレーションも要求されますので、相当難しいです。やっぱり先生方はみんなすごいです。


オンライン授業の期間は、YouTubeに授業の模様を限定公開していて、生徒さんたちが復習できるようにしています。私もそれを活用して、勉強していきます。先生になるのはハードル高いので、頑張らないといけないなーと危機感感じながら、日々過ごしていきます。



南無阿弥陀仏

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