最後の往生礼讃
12/1のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日から12月、図ったように寒くなりました。昨日から比べると10℃近く気温が下がっていますが、それでも12月としてはまだ暖かいみたいです。確かにまだダウンを取り出す程ではなく、コートで何とかなるレベルでした。
木曜日でしたが書道教室は無く(元々月2回のため)、今日もセコセコと家庭通信の執筆を進めておりました。おかげで作業が進みまして、進捗は30%といったところでしょうか。週明け頃の入稿目指して、引き続き作業進めてまいります。
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最後の往生礼讃 =============
書道教室はありませんでしたが、今日は木曜日ですので声明学園がありました。建替えがありますので、あと何回ここで開催できるのかな、と憂いながら授業を受けさせていただきました。
声明学園は2年制ですが、私が所属しているのはその2年を終えた後に行くことが出来る研修科になります。研修科では、毎年度の始めに生徒の方々から習いたい科目を募集して授業割を決めていくのですが、今日は往生礼讃の最後のコマでございました。
往生礼讃は春と秋のお彼岸で読まれる偈文でして、年間で6回しか読まれる機会がないものみたいです。なかなかレアな偈文ですが、だからと言って適当でいいのかというとそんなことはなく、きちんとお稽古つけなくてはいけません。ちなみに法善寺ではお彼岸も正信偈(同朋奉讃)を読みますので、私は今年声明学園で習うまで全く馴染みがありませんでした。
今日は最後のコマということもあり、往生礼讃の後に五淘念仏和讃と回向を付け加えた実戦形式での授業でした。個人的には、まだまだ往生礼讃の節がしっくり来ていなく、引き続きの精進が必要そうです。まずは耳馴染みがありませんので、父の音源を聞いてみようと思います。声明学園以外でも、声明の稽古をする時間を取り入れないといけませんね。
そして来週からの科目は漢音阿弥陀経となります。普段年忌法要などでお読みしている阿弥陀経は呉音で音が振ってありますが、漢音阿弥陀経はその名の通り漢音で音が振ってあります。仏説阿弥陀経が、呉音では『ぶっせつあみだきょう』、漢音では『ふっせつあびたけ』となるわけです。また、読まずに飛ばす字とかもあったりして、同じ阿弥陀経とはいえ慣れないと意外と難しいものです。引き続き頑張ります。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。それではみなさん、4時までおやすみなさい。
南無阿弥陀仏
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