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書道 1月の課題提出

1/19のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


新年会が終わりましたが、また今日からセコセコとやっております。実は週明けにとあるお寺さんの前住職の葬儀があり、その式務をご依頼いただきました。当日はもちろんですが、それまでに準備することも多々あります。


お寺さんの葬儀には、多くのお寺さんがいらっしゃいます。ちゃんとした、良い葬儀だったと言ってもらえるよう、全力を尽くしてまいります。


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書道 1月の課題提出

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少し前の話になりますが、書道の課題提出がありました。ここ数日、新年会の話題で持ち切りでしたので、書道のことには触れることができませんでしたが、定例行事として今日アップさせていただきます。


今回は、漢字創作(一番右)と楷書(右から2番目)は淡墨で書いてみました。お寺ではなく教室でかき上げたものなのですが、法帖で淡墨を使っていましたので、それを利用しました。


法帖での良いイメージが頭の中にあったので、そのままの流れで、自分としては面白い作品が書けたと思っています。


当たり前ですが、濃い墨汁で書くのと淡墨で書くのとでは、要領が全然違います。書道を初めてもうすぐ6年になりますが、そんなことは今までさんざっぱら言われてきました。ただようやくここに来て、ちゃんと理解し始めている気がします。


淡墨の場合、普通に書いてしまうと潤渇の差をつけるのが難しかったりします。粘度が水に近いため筆があまり開かず、いわゆる筆を開いてのかすれを表現することが、出来ないわけではないのですが難しいです。


ということで、潤渇の『渇』で差を表現できないため、『潤』の方を更に上に持っていく必要があります。平たく言えば滲みなのですが、ゆっくりと書く、もしくは筆を滲ませたいところで止める、という技法が必要になってきます。


『あらあら、滲んじゃったのね、色も薄いし』と6年前の私なら言っていたでしょうが、それらは全て計算の上です。どの字を滲ませるか、どこで滲ませるか、どれくらい滲ませるか、ということを考えながら書きました。もちろん全て表現しきれたわけではありませんが。


改めて思うのが、書道の奥の深さでしょうか。紙と筆と墨しか使わないくせに、無限の表現があります。まだしばらくは、書の道を歩ませていただけそうです。引き続き精進します。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。体が元気だから、色んなことにやる気が起きます。ありがたし。



南無阿弥陀仏

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