書道の課題提出


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

 

4連休の3日目、今日は『断続的な雨』という言葉そのままの天気でした。午前中、書道教室に行っていたのですが、部屋の中からでも分かるような豪雨が降ったと思ったら、帰りにはほとんど止んでいたり、ある意味ラッキーでした。

 

今日の書道教室は課題提出でしたので、それについて書こうと思います。

 

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競書の提出

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さて、今日はまず競書の課題提出でした。競書というのは毎月の課題で、私の場合は下記の7種類を提出しています。

 

①条幅 楷書(写真:左から4番目)

半切という紙(サイズは約34.5×136cm)に、漢詩の前半2句(14文字)を書きます。楷書ですので崩さず書くのが、基本です。

 

②条幅 漢字(写真:左から2番目)

同じく半切という紙に、漢詩の前半2句(14文字)を書きます。題材も楷書と同じなのですが、書体は行草体を用いて、創作して書いていきます。一文字一文字の大きさが均一ではなく(楷書でもそうですが、より不均一)、『見せ場』みたいな文字も必要です。

 

③条幅 かなまじり(写真:左から3番目)

同じく半切という紙に、漢字と平仮名の交じった短歌を書きます。楷書ではないので、行草体を使ったりしながら、創作して書いていきます。

 

④条幅 創作(写真:左から1番目)

同じく半切という紙に、①楷書や②漢字用いた漢詩の前後半4句(28文字)を書きます。行草体を用いて、3行書きになり、恐らく全課題の中で体力的にも技術的にも難しい課題です。

ちなみに今回の課題だった漢詩は、温庭筠という詩人の『冰簟銀床夢不成 碧天如水夜雲輕 雁聲遠過瀟湘去 十二樓中月自明』でした。和訳すると『冰簟銀床なれども夢成ならず,碧天水の如く夜雲輕し。雁聲遠く過ぎて瀟湘に去り,十二樓中月自から明るし。』ということみたいです。

 

ほほう。

 

⑤半紙 楷書(写真:右上)

半紙に漢字4文字を楷書で書きます。

 

⑥半紙 行草(写真:右中)

半紙に漢字4文字を行草体で書きます。字は楷書と同じです。今月は草書で書いてみました。

ちなみに今回の課題は『清風颯至』でした。楷書であっても、普段使う字とはずいぶん違ったりしますので勉強になります。

 

⑦細楷(写真:一番右)

写経用紙を1/3に切り、細い筆を使って楷書で臨書をします。小さいですが、文字数が多いので意外と体力を使います。

 

今月はお盆などもあって結構バタバタしていたので、これらを全て手掛けるのは正直きつかったです。ただ上達の実感もあるので、何とか頑張れています。地味に、梅雨時期は作品が乾くのが遅くて、書き込むのが出来ないのが悩みです。

 

いま改めて写真で見ると、③かなまじりの潤渇が弱いなとか、④創作の見せ場が弱い(むしろ無い)なとかが目に付きます。書道に終わりはありません(#生意気

 

そしてご報告ですが、①条幅楷書と⑤半紙楷書は今月から階級が上りました。『人』から始まり、『地』そして『天』までやってこられました。それぞれの階級で上位者に2ヶ月連続で選ばれなければ次の階級に行けませんので、めちゃくちゃ嬉しいです。まだまだ上はありますが、ひとまずこの喜びを噛みしめようと思います。

 

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法帖の提出

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そして今日は偶然にも、法帖の提出の日でもありました。私が通っている日本教育書道芸術院では2時間の授業で1時間を競書、もう1時間を法帖という風に進められています。法帖では『九成宮』や『蘭亭序』や『風信帖』などの古典の臨書をして、書の理解を深めます。

 

その法帖も、定期的に提出の日が訪れます。最近の法帖は『雁塔聖教序』で、楷書の中にも行書っぽさが入っているという個人的にカッコいい字のお勉強をさせていただいておりました。今日の提出では、頭から40文字(4文字 × 10枚)を臨書しました。

 

墨汁ではなく磨った墨を使うので滲みも出てきますが、それも味です(『宗』は少しやりすぎだけど)。個人的には、全体的に結構納得できたものが書けた気がします。

 

書き終わったら表紙をくっつけて提出しました。バタバタとしてしまい、授業時間を少し過ぎてしまいました。先生方、お付き合いいただきありがとうございました。

 

ふーっと一息つくのも束の間、また来週からは8月の競書が、そして新しい法帖が始まります。私は仕事だと思って通っていますが、趣味で通っている人は本当に書道が好きなんだなと尊敬してしまいます(もちろん私も好きですが)

 

また引き続き、書道ネタをお楽しみに。

 

 

南無阿弥陀仏

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