書き初め作品の提出
11/13のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日は日中、真ん中の子の幼稚園の友達たちがお寺に集まって遊んでいました。総勢6家族ぐらいになっていたと思いますが、お座敷を開放してあれやこれやと楽しんでくれていたみたいです。特に何もないスペースですが、楽しんでくれたなら何よりです。
それにしても、妻がママ友たちと楽しそうにしてくれているのには助かります。助かる、という表現は正しくないのかもしれませんが、あまり知り合いのいない台東区に連れてきてしまったという思いが結婚当初はありましたが、今や私よりも台東区を満喫してるのはないでしょうか。頼もしい限りです。
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書き初め作品の提出
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さて、そんな今日ですが書道の提出に行ってきました。毎月の課題ではなく、お正月に向けた書き初めの課題です。10月に課題が知らされ、そして今週が提出の期限でございました。
提出課題は左から、少字数、漢字、そしてかな交じりです。右の2枚は教室で、左の1枚はお寺で書いた作品になります。
先生からは、真ん中の漢字作品を特に褒めていただけました。それはそれでとてもありがたかったのですが、個人的に思い入れがあるのは一番左の少字数です(紫雲飃と書いてあります)。教室で書いた作品がどうにもしっくり来ず、お寺でさらに書き直したからです。
実は最初に教室で書いた時は、右側に2文字(紫雲)、左上に1文字(飃)、そして左下に落款という配置でした。それになんだか納得ができずお寺に持ち帰り、右側に1文字、左側に2文字、そして左端に落款という配置を試しました。
その配置にするため、一文字目の『紫』を縦長に書く方法は無いかと考え、『紫』の字形を調べ、『糸』を三角2つ使って書く字形を見つけ、右側に当て込みました。正直納得はいってませんが、最後に書いたものが選ばれましたので、そこに若干の喜びを感じています。絞り出した甲斐があった、と。
気が付けば、師範科を卒業して研究科に来てから3年半くらいになります。研究科は4年間で科目が一巡します。それを2回、3回と繰り返して、ゆくゆくは専門科に行く、というのが通例となります。
そんな記念すべき1周目の終わりが近づいていますが、全く実感はありません。まだまだ下手くそですし、周りと比べられるのが本当に恥ずかしいし、自分のことを下手くそとしか思っていません。自信がつく日は来るのかしら。
それでも私は書道をやっておりますので、少しずつ書の道を歩んでいます。これからも一歩ずつ進んでいければと思います。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。今月の課題もそろそろ提出しないと。
南無阿弥陀仏
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