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日本の戦い方を見て

12/6のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


法善寺の会報誌『家庭通信』の執筆ですが、一応順調にきております。まだ細かいレイアウトの確認などはしていませんが、文章を書く作業は9割方終わったかなというところです。あとはその残りの1割を終わらせて、レイアウトに不備がないか、誤字脱字がないか、読みにくい感じにちゃんと読み仮名が振ってあるか、などを確認して入稿です。


来週の月曜日に発想予定ですので、プリントパックには遅くても金曜日までには入稿しなければいけません。今のペースなら大丈夫だと思いますが、明日明後日とちょっと予定が詰まっていますので、油断することなく完遂したいと思います。引き続き頑張ります。


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日本の戦い方を見て

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日本代表のワールドカップが幕を閉じました。ニュースやら何やらで何度もハイライトを見たので、随分前のような感覚がありますが、まだ24時間経っていないことに驚いています。予選リーグではドイツとスペインを破るという快挙を達成し、初のベスト8に手が届くのかと思いましたが、残念な結果になってしまいました。とは言え選手たちの頑張る姿には感動しましたし、大いにワクワクドキドキさせてくれました。まさかW杯が始まる前にはこんな気持ちになるとは思ってもいませんでしたので、本当に感謝でございます。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。


サッカーは素人なので戦術面をあれやこれやと言うことはできませんが、端的に感じたのは、日本は良くも悪くも個人が目立たないサッカーをしていた気がします。良い意味では、チームが規律だっていてよくまとまっていましたし、悪い意味では、圧倒的なこの力を持った選手が存在しなかった、ということになります。


メッシがいればとか、ネイマールがいればとか、エムバペがいればとか、黒人の身体能力があればとか、欧米選手の強靭な肉体があればとか、日本が持っていないものは枚挙に遑がありませんが、そんなことを言ったって何も生み出しません。そんな中でも、個の力では圧倒的に上回るであろうドイツとスペインを破り、クロアチアにだってPK戦にまでもつれ込んだわけです。戦い方いかんによっては、こうも互角以上に渡り合えるんだ、ということを示す良い例だったと思い、本当に感動しました。


そしてそんなことを考えながら、全くちがうフィールドですが、法善寺にもこの考えを当てはめていました。もっと歴史のあるお寺だったらとか、もっと土地が広ければとか、もっと資金力があればとか、それこそ枚挙に遑がありません。ただそこで止まっていてはダメで、じゃあそこからどうやって戦っていかないといけないんだろうか、と考えなければいけません。


法善寺は、サッカーで言うブラジルのような王者ではありません。王者の戦い方をしていてはダメで、日本らしい戦い方をしていかなくてはいけません。法善寺の長所は何なのか、次の時代はどうなるのか、そんなことに思考を巡らせながら、10年20年後に向かって歩んでいます。


やっぱり、そんな未来を迎えるには今回の建替えは大きな転換期であることは間違いありません。いろんな可能性を試しながら、3歩進んで2歩下がりながら、少しずつでも前進していければと思います。サッカーを見ながら、そんなことを考えさせていただきました。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。日本代表を、次の4年後に向けて応援します。



南無阿弥陀仏

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