新年一発目の書道
1/12のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日は新年一発目の書道教室に行ってきました。お仕事で筆を持つことがあるのでいわゆる『書初め』ではなかったのですが、教室に行って、広い空間で作品を書く、というのは今年初めてでした。先生たちのご指導もそうですが、他の生徒さんの目もあったりして、やっぱりお寺で書くのとは全然違います。程よい緊張感で、少し汗もかきながら書かせていただきました。
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創作を向上させたい
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ということで今日は、前半を毎月の課題制作、後半を法帖のお勉強、という構成でございました。毎月の課題は17日に提出ですので今日提出されている方もいらっしゃいましたが、私はギリギリまでため込みたいタイプですので、来週の火曜日の17日まさに当日に提出に行く予定です。ちなみに、先生に褒めていただいた、一番大きな創作作品は無事に昇級を果たしましたが、それ以外は残念な結果でした。万事うまくいく、ということにはならないものです。
そんな今月も創作を頑張りたい、ということで今日の授業では創作を書き込みました。3枚書いてとりあえず一番最後に書いたものを取り置きにしましたが、まだまだ向上できそうですのでギリギリまで粘ってみようと思います。
雑な写真で申し訳ないのですが、左が2枚目に書いた作品で、右が3枚目に書いた作品です(1枚目はすでに廃棄)。下書きもなく書き進めてしまったので、1枚目は字の確認という感じ、そこから2枚目で盛り上がりどころや抑えどころを把握して、そして3枚目でそれらを表現、という流れでしょうか。もちろん私一人の力じゃなく先生からのアドバイスも多分に頂いていますので偉そうなことは言えませんが、とりあえず今日は書けば書くほど良い作品になっていった感じです。もちろん、前述の通り、まだまだ向上できそうですが。
言い出せばキリがありませんが、大きく気になったところを振り返っていきます。
まず、先生から『ここはもう少し頑張りなさい』的な感じで言われたのが、『口』や『目』などに登場する転折のところです。私の癖として、右上の転折が重くなり、右側の縦画が太くなる、というのがあります。特に今回は『口』や『目』の登場回数が多く、その一辺倒な転折が目に付いてしまいます。もっと軽く書いたり、丸く書いたりして、様々な表現が出来ると良いですね、とのことでした。
また、3行目の文字たちが、どうしても『置いてある感』が出てしまっています。どれも同じような大きさ、同じような太さ、同じような擦れ、という感じで表情に変化がありません。私の技量では、繋がりを表現しづらい字が並んでしまっているということもありますが、何とか表情をつけたいところです。最後の『開』を伸ばしているのは、ただの悪あがきです。
ちなみに今日の授業では、書初めの優秀作品を拝見させていただきました。どれもこれも素晴らしすぎる作品で、本当に同じ課題なのかと目を疑うほどでした。あんな素晴らしい作品、書ける日が来るのかしら、と思いながらも、また今年も一つ一つ頑張っていくしかありません。いつの日か、あんな作品が書けることを夢見ながら。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。新年一発目の書道は、正直少し苦しかったです。
南無阿弥陀仏
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