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感情が先で、理由は後

2/14のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は2月14日ということで、バレンタインデーでした。子供の頃のようなドキドキ感は既にありませんが、妻とランチにでも行きましょうという話になっていたのですが子供の体調不良につき敢え無く断念。またの機会に、となりました。


相変わらず子どもたちに振り回されながら、思い通りに時間を使えない毎日ですが、その分楽しいこともあります。そもそも子どもと過ごす時間はやっぱりかけがえのないものだと思いますので、割り切って過ごしていきます。


ちなみに子供たちは、午後にはケロッとしていました。いったい何だったんでしょうか。


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感情が先で、理由は後

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日産とホンダの経営統合が白紙になったというニュースが流れて久しいですが、日産がなかなかに迷走している感じが出ています。タイミング悪く、通期で800億の赤字が出るという報道もあり、部外者ながら気になって中止しています。


巷には、ホンダの子会社化になることを提案されて、それが日産のプライドに障ったとか言われておりますが、実際にはどうなんでしょうか。当然ながら優秀で頭の良い方々でしょうから、そんな理由で合理的な判断をしないという決断になるのか、私には少し信じられません。


ただ一方で、人間は良くも悪くも感情の生き物であることは間違いありません。何か決断をする時に理由を揃えたりしますが、あくまでそれらは後付けなのかもしれません。なにか好きなものがあっても、それを好きな理由って、結局上手く説明できません。


そう考えると、もしかしたら日産の経営陣も『なんか嫌だなぁ』から始まり、そこから様々な理由を後付けしていった、とも考えられます。


多くの従業員を抱え、それぞれに家族がいて、という大所帯のトップ層がそんな決断をしたとは信じたくありませんが、人間はどこまでいっても人間なのかもしれません。


そもそも身近な人においても、何で合理的な判断ができないんだようとか、どうしてそういう結論になったのか理解できない、という場面に立ち会います。それらの理由を考えること自体無意味というわけではないでしょうが、そこに正解があると思いこむのは危険です。


名探偵コナンとか見てると何もかもが筋の通った正解があると思いこんでしまいがちですが、現実はそうではありません。正解はほどほどに気にしながら、そのばその場の判断が必要なのかなと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。これで鴻海に買収されたら、いよいよ訳分からないけども。



南無阿弥陀仏

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