御朱印の書き入れ作業
7/12のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日から4度目の緊急事態宣言が適用となりました。前々からこのブログで書いている通り、個人的には平時であろうがまん防だろうが緊急事態宣言だろうが、ほぼ変わりない生活をしていますので特段影響はありません。8月22日までという予定みたいですが、これまでの緊急事態宣言では何度も延期がなされてきましたので、今度こそきちんと期日で終われるよう、粛々とした生活を続けていきます。
お仕事に多分に影響が出て来る方もいらっしゃるかと存じますが、何とか頑張って乗り越えていきましょう。法善寺が何かの力になるのであれば、是非ともお声がけください。
==================
御朱印の書き入れ作業 ==================
さて、明日からのお盆に向けて今日は色々と準備をしておりました。祖母たち、母、妻、そして私とそれぞれの役目を担って仕事をしていく感じで、私は御朱印の書き込みをせっせと続けておりました。法善寺では、今年からお正月・春のお彼岸・お盆・秋のお彼岸の4つの行事で、本堂に御朱印を用意しているのですが、なにぶん行事中ですので私がその場で1枚1枚書き入れてハンコを押すことは出来ませんので、事前に書き入れたものを置いておいて、参拝記念にお持ち帰りいただく、という流れになります。
昨日のブログで書きましたが、今回のメインとなる文字は『無碍光』です(碍は石偏無しの旧字)。まずはある程度の枚数、メインの文字だけをどんどん書き進めました。こう言っては何ですが、ある程度の形は決めながらも試行錯誤しながら書き進めましたので、一枚一枚仕上がりが違います。上手くいったなと思うのもあれば、正直あんまりだなと思うのもあり、その辺りは人間仕事ですのでご勘弁いただけると幸いです。
ある程度の枚数書き終わったら、メインの文字の両端に添えられる細かい文字を書き入れていきます。法善寺の場合は、右上に『奉拝』、右下に『令和三年盂蘭盆』、そして左下に『龍飛山法善寺』と書き入れます。実は前回までは、年号は干支(今年なら『令和辛丑』)を採用していたのですが、母や妻から『分かりにくい』と言われたのでシンプルに『令和三年』に直しました。こだわりを詰め込みたいところですが、難しいところです。
全て書き終えたら、今度はハンコを押していきますが、ここからは母親に作業をお願いしました。明日の朝には、全て仕上がって本堂に飾られていることでしょう。私自身も出来上がりが楽しみです。
嬉しいことに、書き入れたものを母や妻に見せたら『上手になったね』と言われました。慣れたのもあるし、単純に技術が向上したのもあると思いますが、嬉しい言葉でした。ただまだまだこれから上達していく予定ですので、成長を楽しんでいただければと思います。いつの日か、一発目の令和3年正月の御朱印と見比べて、『あぁ、住職書道頑張ったんだな』と感じて頂けると幸いです。
ちなみに文字の背景画は、また姉にお願いして消しゴム版画を作ってもらいました。今回のテーマは夏らしく『花火』です。相変わらず器用な姉の消しゴム版画も楽しんでいただけると嬉しいです。
お盆期間中は、午前11時より本堂でお勤めがあります。お時間宜しければ是非ご一緒にお参りください。ただし15日(木)は私が留守にしておりますので、お勤めは無しとなります。予めご承知くださいませ。
それでは皆様、引き続きお気を付けてお過ごしください。
南無阿弥陀仏
新型コロナウイルスでお困りの方へ
『法善寺の輪』はこちら
法善寺の檀家になってくださる方はこちら
Kommentare