建替えを進めるぞ
7/8のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
七夕から明けての月曜日、今年一番の暑さに見舞われました。気が付けば汗をダラダラかいてしまい、体の水分量を計算しながら一日を過ごしました。脱水症状や熱中症は、症状に気付いてからでは遅いので。
明日も同じくらいの気温になりそうです。引き続き気を付けて過ごしてまいります。皆様もお気を付けて。
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建替えを進めるぞ
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さて、久々の建替えネタですが、ようやく進展を迎えることができそうです。まだ未確定の部分も多分に含んでいるので確かなことは言えませんが、前進できそうな気がします。とは言え、覚悟を伴う前進ですので、慎重かつ大胆に進めたいとは思っていますが。
建替え計画が立案されてから、5年ほどの年月が経とうとしています。水漏れやら傾きやら、そして我々の家族が増えたことやらで始まったわけですが、なんやかんやと5年も経ってしまいました。父のことがあったりコロナがあったりで、ずーっと動いていたわけではないのですが、それでも5年という年月に違いはありません。
最初は急務でやらなければダメだと思っていた計画ですが、のらりくらり(?)と5年間は今のお寺の形を維持しながら過ごすことが出来てしまいました。住めなくなるほどの決定的な何かも生じず、何だかこのままでも良かったんじゃないか、という気持ちが湧いてきたりします。
ただやっぱり俯瞰して考えると、建替えはどうしても必要だと思っています。幸いにも決定的な何かはまだ生じていませんが、細かい不調は生じています。それらを誤魔化しながら来ていますし、柱の傾きだって年々少しずつ大きくなっているように見えます。
また、今後のお寺のあり方を考えても、新たな可能性にチャレンジしていかなければいけないと思っています。少子高齢化、日本の経済的弱体化、人の孤立化、国を悩ませているこれらの問題は、何一つとしてお寺と無関係ではありません。
そしてこれらの問題は、危ないぞーと言われてからすぐに顕在化するわけではなく、数年後、数十年後に忍び寄ってきます。お寺も、今はまだ問題なくやりくり出来ていると言ってあぐらをかいてしまうと、未来の問題には対応できません。
逆に言えば、まだ問題なくやりくりできている内に、未来への施策を打たなければいけません。そして、当然ですがその施策は一つではありません。これだけやれば解決する、みたいな単純明快な問題ではありませんので、様々な手を打つことが必要です。
やらなければいけないこと、やるべきことは山積みですが、少しでも前に進んでいくしかありません。腰痛に鞭打って、頑張ろうと思います。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。東京都も、今ならまだギリギリ間に合うはずなのよ。
南無阿弥陀仏
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