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宗教はウソ?

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 2019年10月30日
  • 読了時間: 2分

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


本日は朝起きたら体調が悪く、午前中はお休みさせていただきました。朝のお勤めも出来ず、もし来られた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。子供が家にやって来てから、なかなか安眠出来ていませんでしたが、今日ので少し回復しました。ゆっくりさせてくれた妻に感謝。。。


さてさて、最近の本願寺学院の水曜日の授業では『倶舎論(くしゃろん)』について勉強しています。そして今日は、その中で説かれている仏教の宇宙観、いわゆる『須弥山世界(しゅみせんせかい)』についてでした。先生から、この世界は微風によって巻き起こされ、風輪、水輪、金輪と出来上がって〜〜〜と説明がされました。


当然ですが、昔のインドの方々が考えられた宇宙観ですから、今の常識とは大きく異なります。天動説なんか当たり前、地球が丸いなんて考え方はなく、地面は平らで真ん中には途方もなく大きな山『須弥山』というものが出てきます。


昔の人は面白いことを考えたなーと思う一方、こんなことを勉強して何になるんだという気持ちにも正直なります笑 人類が月にも行ける時代、この世が平らではないことは何百年も前に証明されています。


こういうことがあると、『ほら見ろ、宗教が説いてることなんて嘘っぱちじゃないか』と言われてしまいそうですね笑 ただ、そんな一面だけで宗教を評価して欲しくないという気持ちにもなります。そんな表面的なところではなく、宗教の奥深さを知るととても面白いです。また、現代を生きる我々にもヒントとなることがたくさん説かれています。


縁起観なんてのは特にそうだと思います。人と人との繋がりが希薄になったと言われる現代でも、他者と全く繋がらずに生きられている人は一人もいません。頂いた縁起をどう受け取るのか、他者にはあなた自身の行動がどう受け取られるのか、そんなことを考えさせてくれる視点を宗教は持っていると思います。


宗教を嘘っぱちだと思っている人(過去の自分含める)に言いたい、、、


そこで立ち止まらないで!



南無阿弥陀仏

 
 
 

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