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多様性の罠

1/21のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


自民党に色々ありすぎる昨今ですが、次の衆議院選は一体どうなるのか、個人的に興味を持って見ています。さすがに自民党は下野するんじゃないかと思いきや、結局自民党が選ばれる気もしますし、どうなるんでしょうか。


前回下野した2009年は、そもそも日本にいなかったですし(ニュースは入ってきてましたが)、年齢的にも立場的にも政治には興味がありませんでした。その頃の空気感が分かっていれば『なるほど、こんな感じで下野するのね』と分かるのですが、ある意味今回が初体験です。


これで下野したのなら『なるほどなるほど』となりますが、これでも下野しなかったら『2009年はどうなってたんだ?』となります。一応私も選挙権を持っていますが僅かな票です。大きな流れには身を任さなければいけませんので、他人事のように注視していきます。


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多様性の罠

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上野に行ったり、浅草に行ったり、電車に乗ったりすると、あちこちから外国語が聞こえてきます。英語、中国語、韓国語、と様々ですが、15年くらい前までは考えられなかったなぁと思い耽ります。

 

もちろん、決してネガティブに捉えているわけではなく、むしろ概ねポジティブに捉えています。これまでは単一民族国家として引きこもりにも似た状態でしたが、多様性の波が押し寄せています。


多様性多様性、と昨今よく言われますが、この言葉はとても厄介だなぁとも思います。多様性とは、様々なパーソナリティを持つ方を尊重しよう、というものだと思いますが、その様々なパーソナリティを持つ方の中には、多様性を認めない方もいたりします。


言葉の罠のようになりますが、そこにはまれば堂々巡りです。そうなってくると行き着く先は『触らぬ神に祟りなし』になる気がして、結果として人と人との距離を遠ざけてしまうのではないでしょうか。


テレビで尖ったコメントを言えばすぐに叩かれるように、身近な人でさえ言葉選びに苦労してしまい、結局うわべっ面の会話に終始してしまうこともあります。厳しくも愛のある指導、みたいなのは中々受け入れられない時代なのかもしれません。


そんな中で、言いたいことを相手にきちんと伝えるのはとても難しいことです。直線的な表現をしたいところですが、曲げて曲げて曲げて、なんとかゴールを目指す、という感じでしょうか。


それでも相手にきちんと届けばよいですが、迂回した先の一言を持ち帰られたりして、『あぁ、ポイントはそこじゃないんですが、、、』となることもしばしばです。伝え方って本当に難しいですし、相手が変わればやり方も変わるので、ゴールはありません。


とはいえそこから逃げることも出来ませんので、挑み続けなければいけません。お釈迦様の対機説法のようになれはしませんが、目指してがんばります。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。このままいくと、この世界はどうなるんだろうか。



南無阿弥陀仏

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