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変化する写真の役割

2/6のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は少し暖かめの日、段々と春の訪れを感じられるようです。気持ちの良い天気ですが、こうなると花粉が心配なところ、良いところどりは難しいものです。


ということで毎日マスクを着けておりますが、今日初めて、イオンで花粉をブロックするスプレーを顔にかけて使ってみました。イオン系の商品は半信半疑なのですが、これはかなり効果があったように思えます。外でマスクをしない時間も長かったのですが、そこまで花粉花粉(#独特な擬音)していません。しばらく愛用させていただきます。花粉症の方(重度は除く)、是非お試しあれ。


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変化する写真の役割

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ブログを書く前などに、『何か書くことあったかしら』と思ってスマホで撮った写真を見返すことがあります。大抵ブログのネタになりそうなことは何も出て来やしないのですが、気付いたのは子供の写真ばっかりだなーということ。デジタルなので枚数制限なんてあってないようなものですし、いつも持ち運びしてるスマホなので気軽にパシャパシャと撮っているわけです。上手く撮れなかったら2枚、3枚と撮りますが、面倒くさがって余分なのを削除しないので、より子供の写真だらけに見えます。


それ以外の写真を見てみると、書道だったり、お墓(墓誌を確認するためなど)だったり、何かの書類だったり。ざっくり言えば、『子供』か『仕事』、という配分のアルバムになっています。そんなアルバムを見て、こりゃプライベートを充実させないとな、と改めて思ってしまいました。


また、気軽に写真を撮れるようになったからこそ、写真の持つ意味合いが変わってきました。その瞬間を記録する、という共通項はありますが、子供の写真は『想い出』という側面が強く、書類やお墓はほぼほぼ『情報』という役割しか持っていません。


フィルムの時代は枚数制限があり、気軽に写真は撮れなかったため、『想い出』の写真しかなかったはずです。この20年くらいの進歩によって、人は写真に情報を記憶させるようになった、とも言えます。おかげで物事を全然覚えない、私のような人間が出来上がってしまったわけですが。


こうやって、時代の変化によって物事の意味って変わっていくんだろうな、と思います。お寺の役割は何でしょうか。昔からある役割で言えば、人と繋がれる、仏教を教えてくれる、何だか心地が良い、などなど。これらの役割は踏襲しつつ、時代に合った形に変化していければいいなと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。諸行無常。



南無阿弥陀仏

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