声明講習会 9月
こんばんは。
法善寺副住職の中山龍之介です。
本日、NBAの東カンファレンスファイナルが行われ、マイアミ・ヒートがボストン・セルティックスを下してNBAファイナルへの切符を手に入れました。チーム全員が一丸となって戦う姿は本当に痺れますし、常に上位シードチームを倒してきてのファイナル進出はすごいことです。
ちなみに西カンファレンスファイナルは一足先に終わっていて、レイカーズが勝利しています。苦戦することもありましたが、結果だけ見れば順当な勝ち上がりで、ヒートとは対照的です。こんな2チームが相まみえるなんて楽しみすぎます。
みんな気になるNBAファイナルは、日本時間で10月1日からのスタートです。今から楽しみですし、こんな時期でもファンを楽しませてくれるNBAの存在に改めて救われています。エンターテインメントって素晴らしい。
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声明講習会
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今日は独立寺院連絡会の声明講習会でした。法善寺で開催している、東京大谷声明学園でも先生をしている方が本日の講師を務められていて、前半は中陰勤行(初七日・二七日など)の和讃、そして後半は10月や11月にある報恩講に向けての練習をしました。
先日から申し上げている通り、現在身の回りがバタバタとしている中ですが、日々の営みとして出来ることを粛々とやっていこうと思っています。それなら『宗教を知ろう』も早めに開催したいところですが、やっぱり多くの人を巻き込んでしまいますのでなかなか決断できずにおります。申し訳ございません。
さて、中陰勤行については、初七日は葬儀に組み込んだり、火葬後に行うことが多いものですが、特に最近では二七日(ふたなのか)や三七日(みなのか)を勤めることは大変稀になってきています。ちなみに余談ですが、七日が7回まわるので49日になります。つまり本来であれば、初七日(亡くなってから7日目)、二七日(亡くなってから14日目)、三七日(亡くなってから21日目)、四七日(亡くなってから28日目)、五七日(亡くなってから35日目)、六七日(亡くなってから42日目)、そして七七日、正式には満中陰忌(亡くなってから49日目)にそれぞれ勤行をするわけです。
この中陰勤行ですが、近年稀になってきたとはいえ、知らないで使わないのと、知っているけど使わないのとでは雲泥の差です。僧侶としての厚みを出すためにも(?)、今日はその練習をしました。案の定レアな和讃だったので、とても良い勉強になりました。
そして後半は、報恩講に向けて正信偈の真四句目下げという読み方と、和讃の五淘という少し重めの称え方を練習しました。正信偈では、普段よく使う読み方は草四句目下げという読み方で、ざっくり言えば流れるように読みます(草書的な)。それに比べて真四句目下げは一つ一つをしっかりと発声するため、疲れ方が違います(楷書的な)。昔から何回も練習している読み方ではありますが、滅多に使う事もありませんので改めて練習しました。やっぱりそれはそれで気付きがあり、良い練習になりました。
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独立寺院連絡会もLINEデビュー
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講習会も終わり、次の日程やら、より多くの人に来てもらうにはどうしようか、と言った話し合いを少ししていました。
その中で、LINEを使って連絡をした方が良いんじゃないか?という話になり、なぜか『じゃあ龍ちゃん、よろしく』という流れから、私が独立寺院連絡会のLINEを管理することになりました。
今まで声明講習会の案内はハガキでしたので(わぉ!)、メールや電話をすっ飛ばして一気にLINEになります。ただ、苦手な方もいらっしゃると思いますので、結局はハガキと並行して使う事にはなりそうですが、LINEだと双方のやり取りが迅速にできるので良いと思います。
別にLINE信者でも何でもないですが、やっぱり便利なものは使わなきゃ損です。お寺だからって、いつまでも古い手段を使うのも違うと思いますので。
と思いながら色々検索していると、今回のような場合はLINEグループやLINE公式アカウントを作るのではなく、オープンチャットなるものを作った方が良さそうです。私は初めて知ったのですが、オープンチャットと言うのは趣味や好きなことで色んな人が繋がれる、LINE版のSNSのようなものみたいで、こちらからの発信だけでなく、参加者同士もお話しすることが出来ます。存在を知ったそばから、いきなり使うのはなかなか勇気がいりますが、まあ何とかなるでしょう。
一般の方は検索しても入れないようにして、独立寺院連絡会の方々だけLINEで招待、もしくはQRコードをハガキに貼ってお送りしますので、そこからご登録くださいませ。
ニッチな告知をしてしまい、申し訳ございません。
南無阿弥陀仏
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