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声明学園研修科で、御文を学ぶ

11/14のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は自分の至らなさを痛感する1日でございました。詳細は割愛いたしますが、自分のできることをきちんとやらなければいけないという当たり前のことを、改めて思い知らされました。


ただ、痛感するだけで終わってしまっては意味がありません。明日からこれを糧にきちんと成長していけるよう、また頑張ろうと思います。


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声明学園研修科で、御文を学ぶ

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さて、そんな今日ですが、夜には声明学園がありました。9月終わりから4週ほど1学年の講師を務めさせていただきましたが、今は本業(?)の研修科に戻り、また生徒として学びを深めています。


今研修科では、御文の拝読を勉強・練習しています。御文とは、本願寺八代目蓮如上人が書かれたお手紙でございまして、このお手紙を受け取った方がそこでお読みして、文字が読めない方々にも浄土真宗の教えが広まったと言われています。


今日は、普段あまり読まない報恩講の御文の拝読を練習しました。報恩講の御文には親鸞聖人の御正忌にちなんだことが書かれていまして、毎日の晨朝法要で読む御文からは外されています。そして、報恩講の何日目のどこで読む、というのが決められています。


ただとは言っても、他の御文に比べて読むのが難しいか、特別なテクニックがいるか、と言ったらそうではありません。ひらがなが続くところでは意味を取りにくい箇所があったりはしますが、読み慣れれば全く問題がありません。


ちなみに御文は、読み間違いは許されないという風に言われています。書かれたことを読むというシンプルな動作なので、そういう風に言われているのかもしれませんが、実際には本格的な古い御文本を使うと、区切る場所も書いてありませんので、とても難しいです。読み慣れる、ということがとても大切になってきます。


そういう意味で、今日の練習はとても有意義なものでした。間違いもたくさんしてしまいましたが、そうやって間違えられるのが授業の良いところです。


報恩講の御文を読む機会が訪れるかはまだ分かりませんが、今日の経験が生きてくれれば良いなと思います。研修科の他の生徒の皆さんにとっても、今日の授業がそういう機会であれば何よりでございます。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。蓮如上人の気持ちを汲み取りながら、お参りの方に聞かせられるような読み方が出来れば良いのですが。



南無阿弥陀仏

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