危機感の必要性
11/5のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
昨日のブログの通り、本日は帰敬式を執り行いました。仏縁に遇われたこと、そして仏法に帰依されることにお喜び申し上げながら、無事に執り行うことができました。受式者におかれましては、様々なご縁に導かれる形で帰敬式受式の運びとなったことと存じます。改めて、三帰依文に書いてある通り、仏法というのは遇い難いものなんだと実感します。
次回の帰敬式は、来年の5月です。少し先ですが、その際には改めてご案内差し上げますので、引き続きご注目ください。
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危機感ってやっぱり必要
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さて、お寺とは全然違う話になりますが、今日はアメリカNBAで、日本人対決がありました。渡邊雄太が所属するブルックリンネッツと、八村塁が所属するワシントンウィザーズとの試合です。何だか、当たり前のように日本人対決を楽しんでいますが、つい5年前まではこんな日が訪れるとは思いもしませんでした。これから先、次はいつ訪れるかもわからない機会ですので、幸せなことだなと思います。
結果としては、渡邊雄太が所属するブルックリンネッツの勝利、渡邊選手個人も活躍しての勝利なので、大満足です。やっぱりディフェンスを頑張る選手って応援したくなるので、渡邊雄太のハッスルしている姿には心打たれます。オフェンス面はどうしても好調不調がありますが、ディフェンスに不調は無いと言われます。『出来ることに全力を注ぎ込む』という姿勢が人を感動させるのかもしれません。
当然のことながら、両選手共に応援しているのですが、どうしても渡邊雄太選手の方に肩入れしてしまいます。顔が似ていると言われるからかもしれませんが(冗談です)、ハングリーさの違いも明確で、その辺りが渡邊雄太選手を応援したくなる気持ちにさせるのでしょう。
ここ最近、アメリカでのアスリートの年棒は鰻登りです。一般人からすれば、1年間でも活躍すれば一生暮らしていけるほどのお金が手に入りますし、10億円くらいを掴む選手だってザラにいます。ただその分、一昔前よりもハングリー精神が失われている気もします。お金は稼いだから、あとは名声のためにプレーする、となるのでしょうが、そこまでの高みを求める選手はなかなかいません。危機感がなくて、こなすようにプレーしている選手が多くなっている気がして、少し寂しい気持ちもあります。
もちろん、アスリートの地位が向上することは良いことですし、今後もそうなっていってほしいなと思いますが、その結果マイナスになってしまうところもあるということでしょうか。一長一短とは言いますが、何もかもが上手くいくようにするというのは、なんとも難しいことです。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。大坂なおみにも、もう一度本気でテニスを頑張ってほしいです。
南無阿弥陀仏
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