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創作の作品作り

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 1月9日
  • 読了時間: 3分

1/9のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


昨日まで続いていた税務作業ですが、ようやく終わりました。あとは郵便局やら税務署やらに行って支払いを済ませるだけで、明日の納付期限には間に合いそうです。


年明けから続いたこの作業のおかげですっかり右手は痛くて、坊さんらしさを失ってしまった気がします(元々なかったかもしれませんが)。終わったら、通常運転に切り替えて、また精進してまいります。


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創作の作品作り

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さて、そんな今日ですが、午前中は書道に行ってきました。税務作業にある程度の目処が付いたこともあって、新年一発目の書道教室に行くことが出来ました。


前半の法帖(お勉強)で、これまでは大溪洗耳先生の作品を臨書していましたが、今日からは自分で創作することになりました。自身での創作回が4回あって、最後に提出という流れだったはずです。


今日からは自分で創作する、ということを知らなかったもので、題材も構成も何も考えていませんでした。いただいたプリントに書いてある、参考となる言葉に目を通し、何となくこれが良いかなぁと思ったものを選びました。


選んだあとは、字を一つ一つ調べて行草体になった場合の字形を確認し、どう組み合わせるかを考えます。草書ばかりだと軽くなったり、行書ばかりだと動きが足らなかったりしますので、そのバランスを考えるわけです。


そこまで来たら、あとはどう配置していくかです。私は『萬法唯心』という4文字の言葉を選びましたので、2×2にするか、3×1にするか、という具合です。とりあえず今日は、3×1を選んでみました。


ここで(私が)忘れがちなのは、落款です。作品の最後に書くものですが、いつ書きました、こういった題材から選びました、誰々の言葉です、そしてもちろん、誰が書きました、等を記していきます。


今回の法帖は、この落款の勉強と言っても過言ではありません。大溪洗耳先生の作品を見ると、本文だけでなく、落款まで含めて作品であるということがよく分かります。


そんなこんなを考えながら書いた作品が、写真の通りです。とりあえずバランスよく収められた気がしますが、字と字の繋がりを作り出せていませんし、渇筆を入れたいところです。


いつもの創作に比べると大人しめですが、先生曰くこういった作品の方がずっと眺めていられるとのことです。ただそこに行くまでに、破滅した作品を書けるようにもならないといけないので、破滅してはくっつけての繰り返しをしていくわけですね。


私にはまだまだ破滅が足りていない気がします。心の殻、頭の枠を外して作品作りしたいものです。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。蘭亭序みたいに、酔っ払って書いてみるか。



南無阿弥陀仏

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