先日の帰敬式をして感じたこと
5/13のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日は一日中雨が降っていました。週末も怪しい天気でしたのでいつか来るだろうと思っていましたが、週明けなこのタイミングでやってきました。
なんとなく、週始めから雨に降られると嫌な気持ちになりますが、自然さんはそんなことを考えているわけもなく、何の空気を読むこともなく雨は降ります。
それにしても、雨が降っても寒くならないくらいの暖かさになってきました。もう5月も中旬、衣替えまであと少しです。
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先日の帰敬式をして感じたこと
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法善寺の永代経法要から、今日で10日が経ちました。相変わらずの日常を過ごしておりまして、御門徒さんの年回法要や帰敬式等の法務を執り行う日々でございました。
お寺といえば、決まった年間行事があって、毎年毎年同じようなことを繰り返しているイメージがあるかもしれません。確かにそういう一面もありますが、新しい取り組みをすることもありますし、決まったことでもより良くするために、毎年少しずつブラッシュアップしているつもりです。
そして、一昨日に帰敬式をしてみて、一つ感じたことがありました。早速次回から採用してみようと思っているのですが、それは日程を変更することです。
元々は、永代経法要及び報恩講の当日に行なっていました。法要後に時間を取ることによって、あわよくば法要にもきちんと出てほしい、という狙いからでした。
ただ、永代経法要と報恩講の後には、総代会というお寺の総代さんに集まって頂く会があるのが通例で、総代さんに1時間弱待って頂く必要が出てしまいました。特にそれで何か文句を言われたことは決してないのですが、お忙しい中待たせることに申し訳なく感じ始め、2年ほど前から各法要の一週間後に日程をずらしました。
ただここに来て、帰敬式の日程は、一週間前にした方が良い気がしてきました。というのも、『帰敬式を受式された方々には、特に年間行事に積極的に参加してほしい』という旨を受式された方々にお伝えしているくせに、今の日程ではその年間行事が終わりたてほやほやになっているからです。
一週間前がベストなのかは分かりかねますが、積極的に参加してくださいね、と伝えている行事がすぐやって来る方が文脈的には正解な気がします。また、年間行事にいらっしゃる方の数を増やしたい、というのは永年の悩みですので、その解決に少しでもつながれば嬉しいです。
大きな一発逆転の手はなかなかありませんし、あったとしても負けた時の反動が半端ありません。小さな一手でも積み重ねれば大きな結果につながることを信じて、これからもコツコツと頑張ります。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。はてさて、どうなることやら。
南無阿弥陀仏
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