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個性は『出す』ものではなく『出る』もの

11/23のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今になってのことではありませんが、季節外れの暖かい日が続いています。明日も暖かいみたいで、週末からようやく寒くなってきそうです。温度差にやられて少し体調も下り坂ですが、ここで踏ん張って盛り上げていこうと思います。


12月も目前ですので、そろそろ冬支度もしなければいけません。


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個性は『出す』ものではなく『出る』もの

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さて、ここ最近書道を軸にブログを書いていますが、引き続き今日もそんな感じです。書作展を見に行った時に感じたことが多すぎて、何日にも亘って綴っています。が、一応今日で一段落になるかなと思います。


今回の書作展では、大賞からそうではないものまで、多くの作品を拝見させていただきましたが、どれもこれも優れた作品ばかりに感じます。この線って出せないなぁとか、この呼吸感すごいなぁとか、他の人の作品には自分にないもので溢れています。振り返って自分のを見てみると、何とつまらないものか。またこのテイストで書いてるよ、とガックリ来てしまいます。


ただそんな作品でも、知り合いの方に褒めていただいたり、私が他の人に抱いた感想を同じように抱いてくださったりすることがあります。自分としては違和感があるのですが、おそらくこれが『個性』というやつなのでしょう。


世間の風潮として、個性を出していこう!みたいに吹聴されているのを見聞きしたりします。全員横並び文化の旧態日本よりは、個性を出すことは素晴らしいことだと私は思いますが、『個性を出していこう!』みたいなノリはどうなのかなぁと思ってしまいます。個性は、『出す』ものではなく『出る』ものだろう、と。


4年半ほど書道をやっていますが、奇を衒った作品を作ろうとしたところで、それが奇を衒えたことがありません。実力不足と言われればそこまでなのですが、自分なりに突き詰めて書いた先に滲み出てくるものこそが個性であり、奇を衒うことよりもよっぽど唯一無二の作品を生み出すのではないでしょうか。


その滲み出てくる個性が面白いかどうかは、その人の内面にかかっています。私が通っている日本教育書道芸術院の創設者である大溪洗耳先生はコラムで、『一日で書道に向き合える時間はせいぜい2時間程度だ。それ以外の時間にどんな行為をするかが大事なのだ』的なことを仰っていましたが、個性を出すうえでは正にその通りだなぁと思います。


魅力的な個性の持ち主になるためには、やっぱり日々の鍛錬が大事みたいです。何をしても、すべてに通じると思うと気が抜けませんが、引き続き精進してまいります。一日一枚、今日は声明学園後に一枚書く予定です。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。魅力的な人になりたいなぁ。



南無阿弥陀仏

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