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令和4年カレンダー

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 2021年9月5日
  • 読了時間: 3分

9/5のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


9月最初の週末が過ぎ去ろうとしています。あと2~3週間ほどすればお彼岸ですが、密を避けてか、普段の週末よりも今週末はお墓参りにいらした方が多かった印象です。こういった細かいお気遣いの成果か、都内の感染者数も14日連続で下がり続けています。


残念ながら緊急事態宣言は延長となりましたが、いつまで続くのか分からない闇からは少し抜け出たんじゃないでしょうか。さすがに今度こそ、再延長はなく緊急事態宣言が解かれるのを期待しております。


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令和4年カレンダー ================


さて、つい先日ですが、来年度のカレンダーが入荷されました。今年の7月に亡くなられた、僧侶であり版画家でもある谷内正遠さんの版画を落とし込んだカレンダーで、法善寺で毎年制作しています。まだ一部のお寺さんにしかお届け出来ていませんが、ブログでご紹介させていただきます。


ちなみに例年であれば、どの作品を表紙にして、どの作品を1・2月にして、、、というのはこちらで決めておりましたが、今年は谷内さんご本人から指示がありましたのでその通りとなっています。

恐らくご自身の体調がかなり厳しいことも悟られていた中で、『たまわった人生を粛々と生きる』という言葉を表紙に持ってこられたのは、何とも感慨深い気持ちになります。ご本人から伺ったわけではありませんが、強い思い入れがあったんじゃないでしょうか。

1・2月は、ほっこりとするお言葉と仏様です。忙しなく、予定を詰め込みがちな私に語り掛けてくるようなお言葉です。

3・4月は、優しい色遣いの作品です。こちらも私に語り掛けて来るかのようです。写真よりもカレンダー実物の方がもう少し色が鮮やかな気がします。もっと言えば原本の方が鮮やかですが、印刷会社さんには出来る限りの努力をしていただきました。

5・6月はネコさんが登場です。なんだか、谷内さんの言葉を読めば読むほど、その意味がどんどんと重くなっていく気がします。

7・8月は、モノトーンの作品を2つ縦に並べています。今まであまりこういう形で作品を並べたことがありませんでしたが、ご本人からの指示に従いました。最初横に並べていたのですが小さくなってしまったので、縦に並べて少しでも作品が大きくなるように修正しました。

9・10月は鮮やかな色の上に乗った胡麻豆腐が描かれています。言葉との関連性は私には読めませんが、文字の色といい、作品としては気持ち良いものに仕上がっている気がします。

そして最後の11・12月は、再び猫の登場です。ただ、5・6月に登場したネコとは違い、こっちの方がリアルな感じです。短歌は浄土真宗の門徒さんを描いているのでしょうか、情景が目に浮かびます。


ということで、以上が令和4年の石仏カレンダーとなります。作品を通じて、改めて谷内さんとお話しできた気がします。


令和5年以降がどうなるかは分かりませんが、谷内さんの新作という意味では今年が最後のカレンダーとなります。全国のお寺さんへお配りするものですが、余剰分もございますので、興味のある方は法善寺までお問い合わせください。よろしくお願いいたします。



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