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亡くなり失くなる寂しさ

8/22のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今週から始まった、お寺の前の小学校沿いの道に生えている木の抜根作業ですが、今日は一旦すべての木を伐採するところまで終わらせたみたいです。抜根はまた明日から、ということなのでしょうか。


余談ですが、伐採された木は2メートルほどの高さで揃えられており、夜道でぱっと目に入ると誰かが立っているように見えます。地味に結構怖いので、早く抜根されると良いのですが。


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亡くなり失くなる寂しさ

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お寺に入って、漸く6年半ほどが経ちました。長かったような短かったような時間でしたが、これだけの年月を重ねると、顔なじみになったご門徒さんが亡くなる、ということも少しずつ増えてきました。


人間誰しも最期を迎えるので、自然なことといえば自然なことですが、やはり寂しさを感じます。お元気だった頃のお姿を思い浮かべながら、精一杯のお勤めをさせていただきますが、こういうことを経験するたびに、僧侶というのは何とも大変な生き方だなぁと感じてしまいます。


今日お寺によくお越しになられる方々は、自分より年上の人たちばかりです。老少不定とは言いますが、一応順当に行けばその方々の最期を看取り、お浄土に送り出す日がいつかは来るわけです。そう考えると、とても寂しい気持ちに襲われます。


今生きている人が亡くなる、今あるものが失くなる、この世界は諸行無常で、それが当然の摂理のはずが、まだまだそれを受け入れられていない自分がいます。なんとも煩悩にまみれて、真理が見えていません。


今会える人、今あるもの、亡くなり失くなるからこそ、これらのことにも感謝の気持を持って接していかなければいけませんね。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。昨日今日と続いたので、いつもよりセンチメンタルな気持ちになっているかもしれません。



南無阿弥陀仏

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