世話人さんの存在
こんばんは。
法善寺副住職の中山龍之介です。
最近、夕食をほぼ食べない生活が続いています。朝と昼はしっかり食べる代わりに夜は抜く、というダイエットみたいです。別に妻に嫌々付き合っている訳ではありません(#ホントに)。
この生活になると、昼ごはんは何の罪悪感もなく大量に食べられます。結果的にダイエットになっているのかどうかは、良く分かりません。でもお昼ご飯たくさん食べられて幸せです。(#ダイエットは食べるため)
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世話人会に向けて準備中
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さて、今日からまた1週間が始まりました。気付けば6月も半分まで来ました。あともう一度半分したら6月が終わります。つまり2020年も半分終わるという事です。早いです。
お寺は曜日関係なく営業しています。むしろ土日の方がお墓参りの方や年忌法要の方(最近また戻ってきました)が多くいらっしゃいますので、平日の方がスローな仕事です。
しかし世間は主に平日に動いておりまして、それは取引先さんも同じです。土日に『あー、あれ進めないとな』ということでもすぐには動けず、平日を待ってから動きます。メールを入れておけばいいじゃんと思うかもしれませんが、まだまだ電話でしかコミュニケーションが取れない方もいらっしゃいますので致し方ありません。
ちなみに今日は、午前中はゆっくりさせてもらって午後から始動しました(7:30からの晨朝法要はしました)。銀行まわりや、今週末に迫った世話人会の資料作りや、来月にある新盆会の準備や、書道の練習なんかをしていました。銀行まわりで外気の暑さに驚き、お寺のエアコンが効いた中での作業に感謝をしながら働いておりました。
以前のブログでも書きましたが、『世話人』さんというのはお寺の門徒さんの代表者みたいな方々で、様々な面からお寺を支えてくださっています。平年は5月3日の永代経後に年度最初の世話人会を開いているのですが、今年は新型コロナの影響で永代経が中止になったので世話人会も開催しておりませんでした。
約1ヶ月半遅れの世話人会、今回は議題がてんこ盛りです。詳しくは差し控えますが、昨年度の収支報告、今年度のバスツアー旅程、今年の活動なんかについてお話していきます。
行事に際して、お寺だけで細かいことを決めてどんどん進めたところで、門徒さんとの距離が出来てしまいます。世話人さんたちは、ご自身たちが門徒さんでもありながら、お寺と門徒さんの間を取り持ってくれる役割もあります。お寺からしたら大変ありがたい存在です。
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世話人さん先導の行事
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そんな世話人さんたちが先導する行事が、法善寺では主に2つあります。
まず1つ目はバスツアーです。法善寺のバスツアーは毎年10月に開催しており、浄土真宗に所縁のある場所を中心に旅程を組んでいます。
世話人さんたちには当日ご参加いただくだけでなく、バスでの移動中に食べたり飲んだりする軽食や飲み物を準備して頂いたり、点呼を取って頂いたり、様々な場面でツアーを取り仕切って頂いています。そういった意味でも、バスツアーの旅程なんかをお寺だけで決めるのは間違っているんですね(危ないところでした)。
そして2つ目が新年会です。毎年1月に行っておりまして、落語家さんを呼んで一席設けて頂いたり、ご歓談の時のビンゴゲームやカラオケなんかを仕切って頂きます。
世話人さんたちは、これらの行事以外でも、永代経や報恩講でのお手伝いもしてくださいます。お寺から提供されたものを楽しむ、というよりも門徒さん同士で作り上げた行事の方が、他の門徒さんも参加しやすいんだと思います。門徒さんあってのお寺ですので、世話人さんたちはとても重要です。
久しぶりの世話人会、更に今回は世話人会の後に声明の会がありますので時間も限られています。スムーズに会が進行するように、入念に資料を作っていこうと思います。
南無阿弥陀仏
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