リディームチームを観て
10/12のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日はさまざまな繋がりで出会った僧侶さんたちとご飯に行ってきました。珍しく全員私より歳下という慣れないフィールドでしたが、楽しい時間を過ごさせていただきました。新たな発見、改めて確認できたこと、面白い意見、などなどが飛び交っていて、とても有意義な時間でした。こういったつながりをいただけることも自分一人の力ではありませんので、有難い限りでございます。
自分自身も段々と良い年齢になってきましたので、年上の先輩方に甘えてばかりじゃなくて、こういった会も必要だなと改めて感じました。後輩とも積極的に絡んでいく、を30代後半の目標にしていきたいと思ったりしています。
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『リディームチーム』を観て
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そんなご飯会への行き帰りなどで、Netflixにあがっていた『リディームチーム』を見ていました。バスケの男子アメリカ代表チームのドキュメンタリーで、2004年に金メダルを逃してから、2008年に金メダルを奪還(Redeem)するまでを描いた作品です。バスケ好きの人はマストですが、そうじゃない方々にもぜひぜひ見ていただきたい作品です。
そのリディームチームには、コービー・ブライアント選手も参加しています。NBA史上最高の選手で、当時はキャリアの全盛期でした。引退後の2020年に事故で亡くなってしまったので、過去の映像とはいえ久々にコービーを見られてとても嬉しかったです。
コービーは、私が一番好きな選手なのですが、リディームチームの中に出てくるコービーが、本当にコービーで、、、お酒が入ってるのもあってか泣きそうになってしまいました。良くも悪くも痛い選手なのですが、それがまたコービーらしさを醸し出していて、作品の中のコービーはその期待を裏切らない痛さを発揮してくれています。
このコービーを見ていて、こういった痛さを現代は受け入れられないんじゃないかな、という想いになりました。SNSの発展で誰もが誰をも容易に叩ける時代になり、著名人が少しでもルールやモラルに反したことをすれば、一気に炎上する世の中です。
ただ、アホみたいな言葉を使わせていただければ、スゴい人はどこかがイカれているからスゴいわけで、右に倣えみたいな人は世界をあっと言わせることはできません。コービーを見ながら、こういった痛さを受け入れられる、寛容な世の中であれば、世界ももっと前に進んでいくのかな、今の日本に漂う閉塞感も無くなっていくのかな、と思ったりしました。
空気を読めないのではなく読まない、そんな強さをコービーからは感じました。嫌われようが、周りに何と思われようが、ゴールに向かっていくという信念を持ち続けることが、なにかを達成するためには必要みたいです。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。やっぱりコービーは最高だぜ。
南無阿弥陀仏
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