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マラソン・競歩の会場の行方

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 2019年10月25日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


ここ1週間くらい、オリンピックのマラソン・競歩の会場問題が騒がれています。東京 vs IOCという対図になり、東京は『何年も前から東京を会場にすると決定されていたし、東京マラソンやMGCなどオリンピック本番を想定した大会を開催してきた。今更会場を変えるのはダメだ』と考え、IOCは『高温多湿のドーハで開催したマラソン大会が悲惨な結果となった。同じような気候の夏の東京で開催するのは選手の体調面を考えるとダメだ』と考えているみたいです。


私は都民ですし、コース予定の浅草も近くですので、正直東京で開催してほしいと思っています。本番まで1年を切ったこのタイミングで、『夏の東京は暑い』なんていう分かりきった理由で会場を変更するなんてナンセンスだと思います。ただIOCの態度はかなり強気です。『東京が何を言おうがもう決定した』と言っています。決定権はIOCにあるため、私的にはあきらめムードなのも事実です。。。


なんでこんなことになったのか。


元々、夏の東京の気候は懸念材料になっていました。そのため、スタート時刻を通常よりも早い朝の6時に設定して、出来るだけ暑い時間を避けるように進めていました。(そういえば森さんが、オリンピックの期間中にサマータイムを導入したら良いんじゃないかと言っていましたが、1つの競技のためにそこまでするのは現実的じゃないです笑)


そもそも、2016年のオリンピック開催地に立候補していた東京が落選した理由に『都民の関心が薄い』ということが挙げられていて、その関心を引き上げたのが『東京マラソン』と言われています。関東の人はお正月の駅伝人気に代表されるように、マラソンが大好きです笑 その心理をついたのか、『このマラソンをオリンピックで見たくないか?』と東京はアピールして、それが実ったわけです。


それなのに、その、東京オリンピック開催のきっかけとなったと言ってもいいほどのマラソンを、東京ではなくて札幌開催にするというのは、都民としてはハシゴを外された感が半端ないです。


ただ、IOCが言うことも分かります。ドーハでの悲惨な結果(参加選手中1/3が完走できなかったらしい)を見て、気持ちが変わりました。そこからの実行はさすがの早さです(日本企業には無いスピード感)。


しかし前述のとおり、マラソンは東京オリンピックにとってただの一競技じゃありません。そこに対してのリスペクトは欠けていたかなと思います。


まだ引き続き、東京もネゴを進めているそうです。ほぼほぼ無理なのは分かっていますが、小池さんが諦めない限りは私も諦めずに希望を持っていようと思います。


やっぱりマラソン見たいですね。世界のトップランナーが雷門の前を走っている姿を見たいです。


(なんか仏教に絡ませて書きたかったのですが、私自身の知識不足、そして何より都民ということで私見が拭えないのでうまく書けませんでした笑)



南無阿弥陀仏

 
 
 

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