かっこいい落款が書きたい
11/6のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
アメリカの大統領選がほぼ決着したみたいです。勝利したのはトランプ元大統領、1期挟んでの2回目の当選となりました。過激な発言も多く、数度の暗殺未遂もあった中での当選は驚くべきものです。しかも圧勝ですから。
日本だったら、こういう人が一度席を退かされると、また上がってくるのは不可能じゃないでしょうか。それが良いのか悪いのかは分かりませんが、そこら辺も許容されるのがアメリカという国でしょうか。
何にせよ、決まってしまった以上、ここからは世界が良い方向に向かうことを期待するしかありません。どうぞよろしくお願いします。
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かっこいい落款が書きたい
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さて、そんな今日ですが、大統領選の進み具合を気にしつつ、書道に行ってきました。ここ最近は以前に比べると足腰の調子もそこまで悪くなく、うまく時間を見つけながら通えております。
現在法帖で取り組んでいるのは、教室の創設者である大溪洗耳先生が書いた作品の臨書です。創作作品の臨床ですので、とても難しいのは否めませんが、学ぶことが多いです。

前回までは縦書きの作品を臨書していましたが、今回からは横書きのものとなりました。書いていて思うのは、字自体は意外と小さくても、そうは見させない空間の取り方が本当に絶妙です。簡単に書いているように見えて、実際そうではありませんでした。
また、落款がそれ自体で作品になっていて、とても勉強になります。落款は、書いた歳、作品についての説明、作者の名前などを、作品の末に書き記したものですが、私はこれを上手に書くのがどうも苦手です。
ただ、以前のブログでも触れた気がしますが、この落款を含めて一つの作品となります。決して手を抜いているのではありませんし、むしろ落款を見れば作品のレベルがわかると言ってもいいほど、とても大事なものです。
毎月の創作にも、この楽観をうまく活用できたら良いのですが、事はそう簡単ではありません。ただまぁ、諦めたらそこで試合終了ですので、少しずつでも前進できるよう努めていきます。
来週には毎月の課題、そして書き初め作品の締め切りが迫っています。日も迫っていますし、あんまり時間も取れそうにありませんが、その中で何とかもがいてみようと思います。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。もちろん体とも相談しながら。
南無阿弥陀仏
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