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お念仏の敷居

11/16のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


お風呂の締めの冷水シャワーがしんどい季節になってきました。体が夏よりも冷えている上に、冷水は外気温に影響された水道水がそのまま出てきていますので、寒い季節になるとその分水温も下がって冷たくなります。全身に被ると気持ち良いのですが、そこまでにまあまあの勇気がいります。


軽く調べたところ、1年で一番寒いのは1月末~2月上旬くらいだそうです。いわゆる一番寒い日と言われる『大寒』は、来年は1月20日となっています。今年は11月に入っても寒くなりきらないなーと思っていましたが、まだまだ先は長いようです。


個人的な話ですが、明後日にインフルエンザの予防接種を打ってきます。コロナのワクチン接種はもちろん終わっていますので、今年は万全の態勢で冬に向かっていきます。もちろん調子に乗らず、風邪ひかないように気を付けますが。


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お念仏の敷居 ===========


さて、先日お寺に、表の『お墓ありますよ』のポスターをご覧になった方が、飛び込みでお話を聞きにいらっしゃいました。ポスターを貼っている効果かこういうお客様はたまにいらっしゃって、こちらとしても歓迎しつつ丁寧にお話をさせて頂きます。


先日いらした方は、墓地を見学させてほしいとのことでしたのでご案内し、一般墓地、屋内納骨堂、そして合葬簿の説明をさせて頂きました。一通りの説明を終えた後に、身の上話や浄土真宗の宗旨についてもお話させていただき、気付けば長いこと話し込んでしまいました。そして最後に、『おかげさまで、南無阿弥陀仏への敷居が下がりました』と嬉しそうに仰って、帰って行かれました。そんなつもりで話をしたわけではなかったのですが、その言葉を頂戴出来て、私もとても嬉しくなりました。


細かい話は省きますが、一言に『お念仏』と言っても2通りあります。1つが頭の中で仏様を描く(観る)『観想念仏』、そしてもう一つが仏様の名前を称える『称名念仏』です。浄土三部経という3つのお経の一つである『仏説観無量寿経』というお経に、どちらの方法も説かれています。


この2つの内、より大変な念仏は『観想念仏』で、だからこそ昔はこちらが尊ばれ、簡単に誰でも出来る『称名念仏』が下に見られているきらいがありました。しかしそんな中、親鸞聖人の師匠である法然上人(浄土宗の開祖)は、『称名念仏』は誰でも出来るからこそ他の行よりも勝(すぐ)れていると考えられました。


その教えを頂いた親鸞聖人、そして親鸞聖人の教えを頂いた我々浄土真宗のお寺においても同じ考え方ですので、より簡単で、だからこそ勝れている称名念仏をさせて頂いています。先日いらした方からの『南無阿弥陀仏への敷居が下がりました』というお言葉に、大変嬉しくなったのは、こういう訳があったんです。


ちなみにこのブログの最後にも、毎回『南無阿弥陀仏』と書かせて頂いております。誰でも簡単に頂けるお念仏ですので、私も毎回称えさせて頂いております。


人を教化しよう、と大それたことを思ったりしますが、なかなか難しいものです。偉そうに話をしたところで、その場では何となく取り繕えるかもしれませんが、きちんと相手に届いているかどうかは分かりません。


特に、浄土真宗の教えは一見シンプルですので、表面だけを捉えられてしまう事もあります。それでもやっぱり説き続けることは大切だと思っていて、同じ話でも、受取り手のタイミングや、話し手の言い回しやら何やらで、話の伝わり具合は全く変わってきます。ですので、私自身も、懲りずにどんどんと同じ話を丁寧にしていこうと思います。


まずは門徒さんに、お念仏によって支えられた、より充実した日々が送れるよう、頑張っていきます。



南無阿弥陀仏

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