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お彼岸による新たな御縁

3/17のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


ここ数日、花粉で目が痒くなるぞってことで、サボり気味だった自転車移動中のメガネを再開させました。以前は、曇り止めを塗っても曇る、というより水滴がつくレベルだったので嫌だったのですが、今日は暖かかったからかあまり曇ることもなく、割と快適でした。


昔に舌下錠を3年ほど続けたおかげで花粉症の症状自体は軽くなっているのですが、全くなくなった訳ではありません。引き続きマスクと眼鏡と目薬に助けられながら、花粉シーズンを乗り越えていきたいと思います。


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お彼岸による新たな御縁

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さて、そんな今日はお彼岸の初日でございました。私は御朱印の書き込みやお彼岸の勤行があったりして裏にいる時間も長かったので全てを把握しているわけではないのですが、良い天気、日曜日、という好条件が揃ったおかげで、多くの方々がお参りにいらしていました。


私は、お寺に入ってこの3月を以て6年になります。まだまだ長い期間とは言えませんが、それでもそれなりの時間が経過したことで、顔なじみのご門徒さんも増えてきました。そんな方々に一斉にお会いできるのがこのお彼岸というタイミングでもありますので、嬉しい限りです。


顔なじみのご門徒さん、と言いましたが、その入口は大抵がお葬式だったりします。お坊さんなのでその手の繋がりが一番多いわけですが、ある意味これも亡くなった方から御縁を頂いているわけです。死が新たな御縁を紡いでいる、ということになります。


亡くなることがネガティブな事としてばかり捉えられることもありますが、決してそうではありません。何もお坊さんだけではなく、お葬式はそもそも人が集まる行事です。久々に会える親戚や知人もいらっしゃるでしょうし、もしかしたら初めて会う人もいるかもしれません。


そしてお彼岸も、故人の方から新たな御縁をいただく機会であることに間違いありません。お墓参りでは、供養のためと故人の方に手を合わせていると思いますが、供養は『供に養われる』と書く通り、自分自身のためにもなるわけです。


そういった御縁を作り出してくださったことに、故人の方へ感謝の気持ちを抱きながら、お彼岸を過ごしていただければ何よりかなと思います。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。また明日もお待ちしております。



南無阿弥陀仏

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