お寺はどうなるのか。


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


今日はとても良い天気でした!昼間は日差しも気持ちよく、お寺で夜ご飯を食べて先ほど帰ってきたのですが、夜もまだ暖かくて気持ちよかったです。こんな日に花見が出来たら最高なんでしょうが、コロナ以前にもう散っていますのでただの妄想です(#お花見の時期はまだ寒い


それにしてもgoogleのスマートフォン、Pixelの写真はきれいだな~


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『法善寺の輪』の反応

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さて、昨日よりスタートしました『法善寺の輪』ですが、本日お寺のLINEや、私のインスタグラムでも公開させていただきました。インスタの反応は置いておいて(突っ込まないでね)、LINEでは何件かレスポンスを頂きました。


その中の一つに、以前通っていたボクシングジムのトレーナーさんがいました。法善寺のLINEにご登録いただいていたことに驚きと嬉しさがありましたが、今日はその方のご紹介をしようかと思います。勝手に書いていますが、優しい方なので許してくれると思います。


その方は、射場(いば)さんという方で、私がボクシングジムに通っていた頃(社会人なりたての頃でしたので9年くらい前)にそのジムのチーフトレーナーをされていて、今は独立されてご自身でジムを経営されています。発想と行動力が素晴らしく、また正義感に溢れた方なので大変尊敬しております。経営されているボクシングジムも、革新的な試みをしていたりで大変興味深く拝見しています。久しくお会いできていないので、コロナが落ち着いたら是非飲みに行きたい方です。


そんな方から『頑張ってるね』と言っていただけてめちゃくちゃ嬉しくて、少しLINEをさせていただきました。今ジムは開いていますが、時間で利用者を区切って運営されているそうです。そしてコロナ対策として、スポーツ用マスクをオリジナルで作っているとのことでした。メーカーやブランドのロゴを入れたマスク、しかもそのマスクはスポーツ用なので息苦しくなりにくいらしく、快適な付け心地みたいです。射場さんご自身がYouTubeでご紹介されていますので、是非ご覧ください(https://youtu.be/eccz2cbPEVA)。


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『with コロナ』の視点で考えてみる

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射場さんの様に、このコロナが発生してから様々な分野で様々なことを考えて実行されている方がたくさんいらっしゃいます。耐えよう、乗り越えよう、利用しよう、と考え方は様々ですが、果たして未来はどうなっていくのでしょうか。


よく言われますが『after コロナ』ではなく『with コロナ』の時代に突入すると言われ、これは別名『New Normal(新しい普通)』とも呼ぶみたいです。今までの常識が通用しない日常が目の前に来ています。


お寺業界で言えば、人が集まることがNGみたいな雰囲気になっていくことを考えると、葬儀や法要の様相は一変するかもしれません。あくまで大局観で話をしますが、コロナ前まででも葬儀の簡略化は進んでいましたが、このコロナによってより一層簡略化されていきそうです。お通夜は行わず、葬儀だけ。もしくは葬儀もせずに火葬だけ。もっと言えば火葬でもお坊さんは呼ばずに納骨だけ。もっと言えばお坊さんいらなくね?となりかねません。

※もちろんこれには異議を唱えたいですが、ここでは大局観の話に終始します。


更に言えば、大人数が集まらない方が良いからと言って、葬儀の縮小化も進みます。お友達は呼ばずに、会社の元同僚は呼ばずに、親戚だけで、子供たちだけで、と言った具合です。


簡略&縮小なので、お寺や葬儀業界には多大なるダメージが予想されます。最近はエンディング産業がドル箱と思われている節もありましたが(決してそんなことないですよ)、マーケットは小さくなりそうです。


では、お寺はどうしていけばいいのでしょうか。


これについてはっきり言えば、『葬式仏教』からの脱却しかないと思っています。極論で言えば、お葬式が年間に0件でも、経営的に成り立つお寺にしなければいけません。


お寺の収入のほとんどがお布施ですが、お布施も細かく分けると『お葬式でのお布施』『年回忌でのお布施』『行事ごとでのお布施』『年会費としてのお布施』といくつもあります。この内、『お葬式でのお布施』や『年回忌でのお布施』が現状では大きな割合を占めているお寺がほとんどだと思いますが、こういった『死にまつわるお布施』は今後減っていくことが予想されるので、それを見越した活動をしていかなければいけません。


じゃあどうすんだ!と言われても明確な答えはありませんが、何をするにしても『応援されるお寺』であることは必要だと思います。『お寺さん、お寺さん・・・』と崇められていたのは昔の話として、これからはより一層門徒さんの立場に立って、寄り添っていくことが大事になると思います。去年の『宗教を知ろう』の時に思いましたが、キリスト教やイスラム教はお葬式に頼っていませんでした。日々教えを説くことで、日々のご寄付を頂いて運営していました。ここに、今の日本のお寺が学ぶべき姿勢がある気がします。


なんかこう書くと、お金のために門徒さんの顧客満足度を上げるのね、とか思われてしまいそうですが、本来お寺は門徒さんに寄り添うべきで、その結果として経営的に成り立つ、という順番が正しいと思っていますので、そんないやらしい考えではございません。


東本願寺学院で聞きましたが、『僧侶はただただ念仏しなさい、掃除しなさい。それでも食えなきゃ死になさい』という言葉があるそうです。これは極論かもしれませんが、お坊さん本来の働きをきちんと務めていれば、お寺というのは成り立つと信じています。


当たり前のことを当たり前に、サボらずに明日からもお勤めしていきます。



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