お寺の威厳って?

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


本日は一日雨でした。雨の日はレインブーツを履くと決めていまして、今日もいつものレインブーツを履いたのですが、雨水がガンガン中に侵入してきました。思えば2018年の年末に『親鸞聖人の足跡を辿る旅』に出る前にアマゾンで買った、2,000円の長靴です(さっきはカッコつけてレインブーツとか言いましたが、要は長靴です)。値段の割には長らく頑張ってくれました。そろそろ新しい雨靴を買おうと思います。


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親近感と威厳

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昨日のブログで書いた通り、今日から色々と始動しました。まだお返事いただけていないこともございますが、じわじわと進めていければと思います。一通りの形になりましたらご報告させていただきます。


私は行事の企画なんかをするときには『お寺に親しみを持ってもらおう』という視点を大事にしています。お寺は近寄りがたいという声もありますので、なるべく敷居は低くしたいという気持ちです。


ただ、敷居を低くしすぎると威厳がなくなるような気もします。お寺ですので、やっぱりある程度の威厳は無いとだめで、親近感と威厳のバランスはとても大事だなーと思っています。※威厳は威圧感のことではないですよ。


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威厳を作り出すもの

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では威厳はどのように作られるのでしょうか?


色々あると思いますが、一番大きいのは『歴史』じゃないでしょうか。前職が100年以上続くスポーツブランドでしたので分かりますが、歴史はお金を出しても買うことが出来ない、大変大きな財産です。


『○○年続く和菓子店』とか『創業▲▲○○年の老舗旅館』とか見ると、文字だけで威厳が伝わってきます(よね?)。これは年数はもちろんですが、今日までそのお店を紡いできた人たちの努力が見えるからこそ、そこに威厳が出て来るのではないでしょうか。


ちなみに浄土真宗はおよそ800年、法善寺はおよそ400年の歴史があります。本当にありがたいことです。これは前述の通り、先人たちの並々ならない努力によって紡がれた結果で、その上に私たちは立たせていただいているという気持ちと、次の世代にこの歴史を紡いでいかないといけないという気持ち、どちらも大事にしなければいけません。


そして、お寺でもう一つ威厳を作り出すものといえば『声明作法』じゃないでしょうか。


『声明作法(しょうみょうさほう)』とは、お葬式や年回忌法要などの儀式における作法のことで、これがめちゃくちゃだったり、美しくないとお寺としての威厳は作り出されません。少し前までは声明作法の重要性を実感していませんでしたが、やっぱり僧侶たるもの、参列者の方々に『良いお経をあげていただきまして、ありがとうございます』とおっしゃっていただけるようなお勤めをしなければいけないと、最近改めて感じております。


法善寺は代々、この声明作法を教える『東京大谷声明学園』を運営していますが、私個人としてはまだまだ半人前です。普段のお葬式や年回忌法要は勤められても、御遠忌(親鸞聖人○○回忌法要など)といったイレギュラーな時の声明作法に関しては、知識が全然ありません。自分自身が法善寺の名前に負けないように、勉強しなければいけない分野です。


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見習い期間は終わり

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この4月で、法善寺で働くようになって3年目に入りました。


東本願寺学院を卒業しましたし、そもそも年齢も32歳とそんなに若くないので、もう見習い期間は卒業です。これまでは見習い期間に乗じて、色々と好きなことをさせてもらいましたが、今後は私自身が法善寺を背負っていくぐらいの覚悟で頑張っていきます。


先はまだまだ長いから・・・と言っていたらいつまで経っても何もできないで終わってしまいます。危機感持って、自分自身を追い込んでいきます。


がんばるぞー!(最後はやっぱり軽くなる)



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