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お付き合いの価値

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 2022年12月9日
  • 読了時間: 3分

12/9のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


昨日の家庭通信入稿に続き、今日は1月15日(日)行われる新年会のチラシを作って入稿しました。全くゼロから1日で作ったのでかなり突貫工事でしたが、何とかなったはずです。


ちなみに、以前のブログで『1月15日(土)』と書いたことがありましたが、私の勘違いで、正しくは『1月15日(日)』でございます。実は家庭通信にも誤って『1月15日(土)』と書いてしまいそのまま入稿してしまったので、ここにお詫びを申し上げます。混乱させてしまい、大変申し訳ないです。そして、とある門徒さんから、このブログをご覧になりご指摘の連絡をいただけたのですが、本当に助かりました。お陰様で、今日のチラシでは修正することができました。ありがとうございます。


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坊守講という横のつながり

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今日は法善寺で、坊守講(ぼうもりこう)という集まりがありました。東京の東本願寺派のお寺がメインになっているみたいですが、お坊さんではなく坊守さん(住職の奥さん)が集まる会になります。私が生まれるよりももっと前からある集まりだそうですが、それが今でも脈々と続いていてすごいなぁと思います。


会所となるお寺の住職の仕事は勤行をすることです。差定自体は大したことないのですが、最後に御消息という歴代法主の御文を読まなくてはいけません。それが巻物になって重々しい箱に入っている物ですから、作法にかなり気を使います。何とか滞りなくできたと思いますが、知っている方々に見られながらやるというのが、また緊張感を増させます。


それにしてもお寺の世界は不思議なものです。違うお寺さんは同業他社ですが、競合他社ではありません(たまにそういったこともあるけど)。なのでお寺さん同士は普通に仲が良かったりします。私も先日そういった集まりの忘年会がありましたが、皆さん横のつながりをとても大切にされています。


今日の坊守講も、そういった役割があるんだろうなと思います。『お寺』と一括りにしても、内情は一律ではなく、本当にさまざまなケースがあります。別のお寺さんでの話を聞きながら、そのケースを自坊に当てはめてみたり、自坊で疑問に思っていたこと相談してみたり、自坊だけでは知り得ない情報を教えていただけたりするので本当に有意義です。


今の世の中では、こういった『お付き合い』が少し敬遠されがちなのかもしれません。かく言う私もそう思っていた時期がありましたが、いざやってみるととても良いものです。自分の世界だけで生きるよりも、他の人の世界も知ることで視野は広がりますし、選択肢だって広がります。実際、日々の活動にだって生きてきていますし、敬遠していて人生に閉塞感をお持ちの方は、是非飛び出して行ってほしいなと思います。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。先日の忘年会はシンプルに楽しかっただけかもしれませんが。



南無阿弥陀仏

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