『オアシス』としての法善寺の価値
こんばんは。
法善寺副住職の中山龍之介です。
本日はとてもいい天気でしたので、先日のブログで書いた通りお寺の境内を開放してみました。
普段よりも、ちらほらといらっしゃる方は多かったように思いますが、なかなかベンチのある庭の奥まで入ってこられる方はいらっしゃいませんでした。確かに、看板だけだと中はどうなってるか分からないので不親切かなーとか思いつつも、あんまりやり過ぎて人が集まってしまっても、今の時代に逆行してしまっているなとも思いますので、特に改良せずにこのままやっていきます。知る人ぞ知る、的な存在になれれば嬉しいです。
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続『法善寺の輪』
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最近毎日『法善寺の輪』について書いている気がしますが、ご勘弁ください。
本日、姉からLINEで『ご支援先にある花卯さんでお花を注文したい』という連絡が入りました。この企画を知ってくれているので、それなら花卯さんを利用しようということで連絡をくれたんだと思います。ご協力いただき、感謝でございます。
そして何通かやり取りした後、『お花を取りに行きたいんだけど、お店の場所はどこらへんなの?』と来たので、『田原町駅付近だよ』と答えました。
住所は法善寺の輪のホームページに載ってるのになーと思いつつ、住所をマップアプリで開けるようにリンクを貼っておいた方が親切かと思い、先ほど各ご支援先のGoogleマップのリンクを貼っておきました。最初から気が回らない自分に嫌気がさしますが、すぐに動いたので許してあげます。
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テレワークの現実
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ちなみに姉は1歳を過ぎた娘がいる中、今は在宅勤務(テレワーク)をしています。このご時世、娘を保育園にも預けられないそうですが、家に娘がいては仕事になりませんので、旦那さんのご実家か、うちの実家に半分半分で娘を預けながら仕事をしています。
これって、現代の日本、特に東京では割と多くの方が抱えている悩みなのかもしれません。幸い姉夫婦はどちらも実家が都内ですので、比較的簡単に子供を預けられる環境にありますが、そうできない夫婦は自宅で子供を見ながらテレワークをしているはずです。
子供を見ながらのテレワークも大変ですが、ずっと家で見るのは親的にも子供的にもしんどいので外に連れ出したい、しかしこんなご時世なのでどこに行けばいいのか分からない、という方もいらっしゃるはずです。噂では、台東区の公園は一部、子供が来られないように封鎖しているとのことです。自分で確認していないので真偽は分かりませんが、遊具が使えなくなっているのは確実です。
ということは、先日のブログでは『ランチ難民』について少し書きましたが、どうやら『子供遊ばせ難民』も相当数いそうです(ネーミングセンス無くてすいません)。
実際本日も、『境内開放してます』の看板を下げた後、夕方頃にお寺の庭に遊びに来た親子連れがいらっしゃいました。お子さんは、庭を駆けたり、鯉を見たりしていました。
お寺の庭に公園ほどのポテンシャルはありませんが、困っている方のニーズには少しは応えられるのかもしれません。狙ってはいませんでしたが、そういった方々にとってもオアシスになれれば嬉しいです。やっぱり、境内開放は続けていきます。
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最後に雑談
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ニュースを見る限り、緊急事態宣言が引き延ばされそうです。まだまだ終息には程遠いですし、解いたら気が緩んで感染爆発を起こすことは目に見えているので、妥当な判断だと思います。
そういえば先日、蓮舫さんが高卒発言で炎上していましたね(詳しくはヤフーニュースとか見てください)。直訳すれば『高卒だと就職できない』ということみたいですが、逆に言えば『大卒なら就職できる』のでしょうか?
あういう発言を聞くと、日本の大学は学ぶ場所ではなくて学歴を買う場所なんだなと思えてしまいます。高卒だろうと大卒だろうと、その人が何が出来るかで雇うべきなのに、そうなってはいないんですね。もちろん基礎力を見るのに『大卒』という肩書にある程度の信用があることは納得ですが・・・。
結構前に、ネットニュースで『大学で何かに没頭していた人よりも、合コンとかで遊んでいた人の方がコミュニケーションスキルが高くて内定取りやすい』みたいな記事を読んだことがあります。引くほど驚いたのですが、今回の蓮舫さんの発言でこれを思い出しました。
大学って何なんでしょうか。。。
この手の議題は、あんまり語ると敵を作りかねないので、この辺りで切り上げます。
おやすみなさい。
南無阿弥陀仏
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