ハロウィン
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日は午前中、葬儀に行って参りました。昨夜のお通夜は住職である父が伺ったのですが、本日は他の予定が既に入っていた関係で、私が伺いました。会場は神奈川県の平塚市にあるセレモニーホールでした。 病み上がりということもあり、少しお聞き苦しい箇所があったかもしれませんが、無事に葬儀は終了。次はお棺へのお花入れです。お菓子が少し用意されているのが見えましたが、故人の好きなお菓子かな?ぐらいにしか思わず、お菓子よりも先にお花入れが終了。そこで斎場の担当者から衝撃のアナウンス・・・。 『本日は10月31日、ということでハロウィンでございます。お菓子を少しご用意しましたので、小さいお子さんの手で、是非お棺に入れてあげてください』 マジか、、、と大変驚きました。仏式の葬儀の最後に、ハロウィンを引き出してくるとは。。。敢えてセレモニーホールの名前は挙げませんが、段々と腹が立ってきました。その場で注意しようかと思いましたが、既に後の祭り。皆さんが注目している中での流れを壊すわけにはいかず、その場は黙認しました。 最近ではハ
宗教はウソ?
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日は朝起きたら体調が悪く、午前中はお休みさせていただきました。朝のお勤めも出来ず、もし来られた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。子供が家にやって来てから、なかなか安眠出来ていませんでしたが、今日ので少し回復しました。ゆっくりさせてくれた妻に感謝。。。 さてさて、最近の本願寺学院の水曜日の授業では『倶舎論(くしゃろん)』について勉強しています。そして今日は、その中で説かれている仏教の宇宙観、いわゆる『須弥山世界(しゅみせんせかい)』についてでした。先生から、この世界は微風によって巻き起こされ、風輪、水輪、金輪と出来上がって〜〜〜と説明がされました。 当然ですが、昔のインドの方々が考えられた宇宙観ですから、今の常識とは大きく異なります。天動説なんか当たり前、地球が丸いなんて考え方はなく、地面は平らで真ん中には途方もなく大きな山『須弥山』というものが出てきます。 昔の人は面白いことを考えたなーと思う一方、こんなことを勉強して何になるんだという気持ちにも正直なります笑 人類が月にも行ける時代、この
報恩講の準備
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 すみません、気付けばテッペンが過ぎ、日付が変わってしまいました。 今週末の報恩講や帰敬式に向けて、色々と準備を勧めています。法善寺の報恩講では、昔ながらの手作りの精進料理(お斎(とき)と言います)を振る舞っております。こちらは主に女性陣の仕事でして、坊守である母が買い物リストを作ったりして準備を進めています。実際に買い物に行くのは11/1、下準備が11/2、そして報恩講当日の11/3に仕上げと盛り付けといった感じです。 100人前近く作りますので、お斎を作っているところはなかなか豪快な光景です笑 ただ、こういった尽力の甲斐もあって、法善寺の報恩講=お斎といったイメージが定着しています。 今年も皆さん、お楽しみにしてください! 一方私は帰敬式の準備を進めております。。。 南無阿弥陀仏
風邪引きました
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 最近すっかり朝夕は涼しくなってきました。まぁさすがに10月も終わりですから、そうなってもらわないと困るのですが笑、私は寒暖差に弱いタイプですのであまり好きじゃない季節です。 そして例にもれず、本日喉と鼻に風邪の症状が出てきました。。昨日の法事の影響か、バスツアーが終わって気が緩んだか、朝から喉が痛く水っぽい鼻水がタラタラと出てきます。夜の本願寺学院にもティッシュ箱を片手に行って参りました。。。 ゆっくり休みたいところですが、今週末の報恩講や帰敬式もありますし、意外とやること溜まってます。薬飲んで寝て、あとは気合いで治します! おやすみなさい。 南無阿弥陀仏
日曜締めくくり
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日は朝から年回忌の法事が4件入っておりました。法善寺の規模からすると、1日4件の法事というのはとても多い日に当たります。10:00-13:00まで、1時間刻みのスケジュールです。住職が他のお寺の報恩講で留守にしていましたので、4件全て私一人で対応しました。これも初めての経験です。 大きな声でお勤めを行いますので、後半声がかすれないかが心配でしたが、何とか喉も保ちました。法事の最後には法話もさせて頂くのですが、頑張って4件全て違う話をさせていただきました。 今日が始まるまでは正直不安でしたが、何とか乗り切り、とても良い経験になりました!頑張った自分を褒めてあげたいです笑 夜は久々の高校時代の友人や先輩とのバスケ。やっぱり体動かすのは気持ちいいです。 明日からまた月曜日!一体いつ休みなのかはさっぱり分かりませんが笑、週末11/3の報恩講・帰敬式に向けて準備進めます! 南無阿弥陀仏


バスツアー開催!
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日は、毎年恒例の法善寺バスツアーに行ってきました!今年は群馬県は高崎・前橋にある、3つのお寺に行ってきました。 写真は慈眼院というお寺にある白衣大観音です!真言宗のお寺で、本堂にも入れていただき、お寺の由縁などをお聞きすることが出来ました。観音様の胎内にも入って約150段の階段を登りました。ご高齢の方が多いツアーでしたが、みなさんお元気です笑 昼食を挟んで、高崎だるまで有名な達磨寺に行きました。黄檗宗という大変珍しい宗派のお寺さんで、日本よりも中国の仏教に起源を持つそうです。南無阿弥陀仏も称える宗派ですが、なむあみだぶつではなく中国語読みするそうです。こちらでも和尚さんにお話をお聞きすることが出来ました。休日ということもあり、多くの参詣者がいらっしゃっていたのも印象的でした。 最後に寄ったお寺は妙安寺という浄土真宗大谷派のお寺です。様々な宝物を収蔵していたお寺で、浄土真宗の二十四輩にも数えられています。こちらでもご住職に由縁をお聞きすることが出来ました。 昨年の小田原よりも遠い高崎・前橋でしたので、
マラソン・競歩の会場の行方
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 ここ1週間くらい、オリンピックのマラソン・競歩の会場問題が騒がれています。東京 vs IOCという対図になり、東京は『何年も前から東京を会場にすると決定されていたし、東京マラソンやMGCなどオリンピック本番を想定した大会を開催してきた。今更会場を変えるのはダメだ』と考え、IOCは『高温多湿のドーハで開催したマラソン大会が悲惨な結果となった。同じような気候の夏の東京で開催するのは選手の体調面を考えるとダメだ』と考えているみたいです。 私は都民ですし、コース予定の浅草も近くですので、正直東京で開催してほしいと思っています。本番まで1年を切ったこのタイミングで、『夏の東京は暑い』なんていう分かりきった理由で会場を変更するなんてナンセンスだと思います。ただIOCの態度はかなり強気です。『東京が何を言おうがもう決定した』と言っています。決定権はIOCにあるため、私的にはあきらめムードなのも事実です。。。 なんでこんなことになったのか。 元々、夏の東京の気候は懸念材料になっていました。そのため、スタート時刻を通常
習字に追われる
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日は週に一回の書道教室の日でした。私が通っている日本書道芸術院では毎月課題の提出があります。半紙に『楷書』と『行書or草書』で漢字4文字、半切という大きめの紙に『楷書の漢字』と『創作のかな混じり』と『創作の漢字』という5つのテーマがあり、今月はそれら全てを初めて提出することが出来ました。 まだまだどれを取ってもレベルが低いのですが、特に創作の2テーマは苦手です。絵を書くセンスも問われている気がして、完全に左脳派の私にはかなりハードルが高いです笑 先生にご指導いただきながら、頑張っております。 前々からでしたが、いよいよもっと家でも書き込まないと時間が足りなくなってきました。今日隣になったベテランの女性の方に話を聞いたら、毎朝30分は書いていると仰っていました。私もそのようにルーティーン化しないとダメだなーと思いました。 子供生まれてから、本当に自分の時間がありません笑 嬉しい悲鳴ですが、ゆっくりとNBA 2K20(ゲームです)をやりたいです笑 そして明後日はバスツアー!明日は最後の準備します!またブ
今の一瞬
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日は、9/23に開催した『宗教を知ろう』のお礼にと、改めて梅ヶ丘協会に行ってきました。アンケートの結果や、パネラーとしてのご感想、次回に向けての意見交換などをさせて頂きました。 お話ししていく内に子供のことを聞かれ、昨日初参りに行ってきました、などの話をしていました。そんな中で、もう少し大きくなったら色々なところに連れて行ってたくさん思い出を作ったほうが良いですよ、と仰っていました。子供の成長は早いから、その一瞬一瞬を楽しんだほうが良いと。 日に日に大きくなる息子を見ると、本当にそうだなーと思います。お寺という職業柄、なかなか土日に休みが取れませんが、その時その時を逃さないように、たくさん思い出を作りたいと思います。 息子の夜泣きに(特に妻が)大変な思いをしていますが、そんな時期も今だけだと思って、少しでも前向きに捉えられれば良いですね。 今日もここからが私の出番笑 子守頑張るぞ! 南無阿弥陀仏


息子の初詣り
こんばんは。 法善寺副住職の中山龍之介です。 本日は息子の初詣りをしに、本山である浅草の東本願寺に行ってきました。行くまでは『お宮参りお宮参り』と言っていたのですが、よくよく考えれば『宮』は神社のことですね笑。なのでお寺の場合は、『初詣り』というみたいです。いつも本願寺学院でお世話になっている先生と、同級生で本願寺に実習生として勤めている若いお坊さんの二人でお勤めをしてもらいました。本堂に響き渡る大きな声で、有り難かったですね。 息子にとっては、人生で初めて聞くお経になったはずです。授乳のタイミングにも重なっていたので、グズるかなーと思っていましたが、意外と大人しくすやすやと寝ていました。読経の声が心地よかったのかもしれません。さすがお寺の子です笑 このように生まれてからの行事を一つ一つ無事に迎えることができて、嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいです。特に妻は、まさに寝る間を惜しんで授乳を頑張っています。そんな姿を見ていると私も言い訳できません。もちろん仕事にも手は抜きませんが、これまで以上に家のことも頑張らないとな、と思っております。気付けばNBA