
デンマークの学生が法善寺を訪問しました。
みなさん、こんにちは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 少し前のことになりますが、デンマークの中高生が法善寺を訪問しました。彼らの来日の目的は異国文化を学ぶことで、その一環として当寺にいらっしゃいました。 きっかけとなったのは、今年3月に訪れたインド・ブッダガヤでソーレン・クロマンさんにお会いしたことです。ソーレンさんはデンマークで生まれ、その後日本での滞在なども経験したのち、今は途上国を中心とした青少年教育に努めています(写真では一番左後ろに写っている男の方です)。ブッダガヤでたまたま同じホテルに滞在しており、お話しする機会がありました。そこで、10月にデンマークの子供たちを日本に連れていく予定があるので、お寺に訪問させてもらえないか、とご相談をいただきました。そしてインドから半年以上が過ぎた10月17日に、今回の訪問が実現しました! 最初にお寺の案内をして、日本の仏教や火葬文化などについて簡単に説明をしました。日本のサブカルなどが好きな学生もいましたが、普段見ることは無いであろう日本のお墓に興味津々でした笑。 その後、私からみなさんに『Glo

伝えるものと伝え方
みなさん、こんにちは! 法善寺副住職の中山龍之介です。 今回は最近思っていることに関して、つらつらだらだらと書いていこうかと思います。 私たちの毎日は、とても速いスピードで変化しています。私は特に、スマートフォンを見ていると、これを感じます。 つい10年くらい前までは、ほとんどの人がパカパカ開く携帯電話を使っていましたが、今はほとんどの人がスマートフォンです。毎年、いや毎シーズン新たな機種が発表され、こんな新しい機能が追加されたとか、カメラの画質が良くなったとか、画面が大きくなった、など様々な特徴が謳われています。(機械好きですので、こんな情報は嫌いじゃないのですが…) 私の本当に小さいころはまだまだ携帯電話は普及していませんでした(ちなみに現在31歳です)。中学生くらいから持つ人は持ち始め、私も中学2年生から持ち始めました。今の子ですと、小学生くらいから持っている子も少なくないと思います。 この携帯電話、そしてスマートフォンというのが、人とのコミュニケーションの取り方を劇的に変化させたと思います。電話からメールになり、メールからLINEになり、