2回目の無量寿経の授業

6/9のブログです。

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。

最近は気温が高いこともありますが、湿気も高いので本当にジメジメしています。気が付けば汗で体がベタベタ、お顔がピカピカ、みたいなことになっています。許されるのならば、1日に3回くらいお風呂に入りたいです。

ということで、電気代が高いので渋っていましたが、さすがにクーラーを解禁しました。現代の叡智はやはり素晴らしいです。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2回目の無量寿経の授業
 
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さて、昨日になりますが、声明学園の授業がありました。私が所属する研修科は現在『仏説無量寿経』を勉強しております。普段滅多に読むことがない、読んだとしても抄(所々省略されているもの)なので、ノーカットの長い無量寿経を読むことはほとんどありません。

ちなみに、先週から合わせて二日間で、ようやく上巻を読み終わりました。先生の説明など含めてですので、授業の時間を丸々読経に使ったわけではありませんが、これに加えてほとんど同じ長さの下巻があるわけですから、それにしても長いお経だなぁと思い知らされます。

読み慣れていないため、ちゃんと読もうとするとスピードが落ちます。ただそうすると到底終わりませんので、間違えてもいいから早く読む、という感じで授業ではみんなで読んでいました。『しゃ』『しゅ』『しょ』などの小文字が入った漢字、『ちう』と振り仮名が書いてあるけど『ちゅう』と読む漢字、などをきちんと判別しながら読むのは、今の自分には不可能です。

また、普段なら絶対に読み間違えないであろう『ち』と『ら』なども、高速で追っていると間違えてしまうことがあります。祖父によると『振り仮名ばかり追うと間違えるから、漢字の方を読みなさい』とのことらしいですが、いかんせんそれも難しい話です。シンプルに、時間をかけて稽古しないといけない、ということでしょうか。

無量寿経は観無量寿経は、関東ではほとんど読む機会のないお経ではありますが、いざという時に読めた方が絶対に良いはずです。今後、もしかしたら地方の大きな法要に声をかけていただける日が来るかもしれません。そんな時に『すみません、読めません』ではやはり格好悪いので、声明学園での授業が終わってからも、引き続き細々と稽古を続けていければと思います。

今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。声明に終わりはない。

南無阿弥陀仏

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