餅つきの前日準備

12/29のブログです。

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。

昨夜、娘の体調が戻ったと思いきや、今朝になってぶり返してしまったようです。ということで、さすがに今日はお寺に行って年始に向けての作業をしたかった妻ですが、あえなく断念となりました。相変わらず子供に振り回されている中山家と法善寺です。

妻の分も、と私はお寺に行ってあれやこれやと作業を進めました。メインは明日に迫った餅つきの準備ですが、御朱印を書いたり、年始にお配りするぐい呑みの包装作業の一部をしたり、と時間を費やしました。

明日には全員元気になっていますように。

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餅つきの前日準備

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さて、冒頭で触れた通り、明日は餅つきです。ということで今日は、いつも餅つきのリーダーをしてくれている親父の後輩の方と一緒に、前日準備をしました。

準備するものは大きく2つで、もち米と道具類です。もち米は先日買った12kgのもの、道具類は杵やら臼やらです。餅つきは明日の10時からですので、前日にちゃんと準備しておかないと間に合いません。

ということでまずは道具類ですが、地下から引っ張り出して洗っていきます。当然ですが杵や臼は餅つきでしか使いませんので、1年ぶりのご対面です。

杵、臼、そしてしゃもじは木でできているため、1年間使わないと乾燥して割れやすくなっています。ですので明日まで長い時間をかけて水につけて、使える状態に戻していきます。

写真をよく見ていただくとわかると思いますが、臼には細かいヒビが入っています。これは木製だと仕方のないことですが、水につけることで気が水を吸い、膨らんでいくかとでこのヒビは埋まっていきます。明日にはキレイになっていることでしょう。

次にもち米ですが、12kgを10回分に振り分けていきました。そしてそれを洗って、こちらも水につけます。水を吸って膨らんで、明日は蒸して突くだけ、となるわけですね。

もち米を洗って思ったのは、普通のお米より灰汁が多いということ。もしかしたら、1.2kgの米を洗ったことがないからかもしれませんが、こんな出るの?と思うくらい白濁した灰汁が湧いてきました。

外で冷水での米研ぎ作業はなかなかに過酷でしたが、気合でなんとか乗り切りました。ざるを上に乗っけて並べて完成です。

明日は、出来上がったお餅をその場でお召し上がりいただけるのですが、味付けの準備は母が進めてくれました。母は餅つきに対して意外なやる気を見せてくれていて、様々な味を用意しているみたいです。私自身も楽しみにしています。

そんなこんなで、2時間ばかりで前日準備は完了しました。寒い中での作業は腰に来ましたが、無事に出来てホッとしています。

ということであとは本番を待つばかり。10時からですので、是非ともお越しくださいませ。

今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。明日の序盤はリーダー不在なので、気合で乗り切ります。むしろ、勉強できる良い機会と捉えます。

南無阿弥陀仏

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