運は人が運んでくる

4/6のブログです。

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。

今日一日マスク無しで過ごしましたが、特に何もなかったことにより、私の花粉症シーズンがここに終了いたしました。有り難いことにヒノキはほとんど反応しないんです。

今年は桜の開花が遅れていることもあり、マスク無しでのお花見も出来るかもしれません。とは言っても宴会の予定はありませんので、上野公園を歩くか自転車で走り抜けるだけですが、それでも嬉しいものです。

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運は人が運んでくる

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仕事柄、年上や目上の方と接する機会が多くあります。当然私は敬語でお話ししますが、お相手の方も皆さん敬語で話をしてくれます。時には孫くらい年齢が離れているときもありますが、本当に丁寧に接してくださいます。

これは、私が住職だから、ということが大きく働いているとは思います。現に、同業の方の中に入れば、純粋に年齢順で敬語・タメ語のラインが引かれます。ただまぁ何にせよ、大抵の場合は『初対面は敬語』というのが、世間の暗黙の了解みたいになっているのも事実です。

ただ、こういった価値観の中で生きられているのは有り難いことなんだろうなとは思いつつも、初対面の年下にいきなりタメ語で話をされるとイラッとしてしまう自分がいます。後々冷静になればどうだっていいことなんですが、やっぱりその一時の感情というのはどうしようもないものです。

その場では言いませんが、初対面の人にそうやって接するのは、とてもコスパ(タイパ?)が悪いなぁと思っています。すぐに仕事で関わるんじゃないにしろ、御縁で繋がったこの世界において、また出会う確率も大いにあるわけです。

そんな時に、初対面でのマイナスを取り返すには相当の時間が掛かってしまいます。仮に仕事で関わるのなら、勝手にマイナスからのスタートをしてしまっているので、巻き返すには大きな結果を残さないといけません。

大谷選手が高校時代に作った目標設定シートに『運』という項目を作り、そこに『あいさつ』や『審判さんへの態度』という事柄を入れていたのが当に良い例かなぁと思います。

運は人が運んでくる、と言われますが、その『人』というのは誰にでも当てはまります。この世において、無関係の人なんていませんので。自分自身への自戒のためにもここで書き、昇華させていただきました。お付き合いいただきありがとうございました。

今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。実際に今日あったことでした。

南無阿弥陀仏

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