息子と娘の幼稚園始業式

4/9のブログです。

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。

今日は朝から強い雨が降っていました。お寺の駐車場に入るスロープでは水溜りが出来ていて、逆さ富士ならぬ『逆さペット納骨堂』が映し出されていました。

ブログのために、チャンスが有れば写真を撮らねばというスイッチが最近は入っていましたので、こういう景色も逃さずに収める事ができました。写真家の蜷川実花さんは『写真を撮るのは呼吸するようなもの』と仰っていたそうですが、そこの域にまで達してみたいものです。

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息子と娘の幼稚園始業式

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さて、昨日は娘の入園式がありましたが、今日は始業式があり、雨の中息子と娘を送り届けてきました。とはいえ私は運転手役でしたので、一番下の娘を抱っこした妻が観覧してくれ、二人共無事に終えられました。

当然ながら、大人と比べるとまだまだな息子ですが、こういうときは兄として本当に頼りになります。『おれはお兄ちゃんだ!』と言って引っ張ってくれる姿には、感動すら覚えます。

幼稚園自体への慣れはあるでしょうが、こういう成長を目の当たりに出来るのは、とても嬉しいことです。三兄弟の一番上として、親の我々が頼りすぎてしまうところもありますが、有り難いことにちゃんと応えてくれています。

この世界は縁起(簡単に言えば、外から受ける影響)によって成り立ち、その縁起によって我々の性格や人格も形成される、というのが仏教の考え方です。これを諸法無我(絶対的な自我はない)と言ったりしますが、子どもたちの一番大きな縁起は親である我々です。

だから我々がしっかりしないといけない、というのもありますが、こうやって成長していくにつれて親以外の縁起の割合がどんどんと増えていきます。我々が把握しないところで、新しいことを覚えて帰って来るなんてのはザラにあります。

そうやって親の手元を少しずつ離れていくんだなぁ、ということを感じた今日という日でもありました。とはいえまだ少し先の話ですし、まだまだ甘えん坊なので、しっかりとかわいがってあげたいと思いますが。

今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。兄のリーダーシップは素晴らしかったです。

南無阿弥陀仏

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