七条の着付けの授業

6/23のブログです。

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。

昨日に続き作業の時間を確保できたので、無事に家庭通信の入稿が完了しました。午前中に仕上げて、お昼など挟んで午後に見直して修正して入稿、という流れを組めましたので、おそらく大きなミスはないはずです。あとは仕上がりを待つのみ、というところです。

こういったオンラインのブログとは違って、印刷物は何回入稿しても緊張します。出来上がってから『あ、ここ直そ』というわけにはいかないからです。出来上がったら泣いても笑ってもそれが完成品となるわけで、ご門徒の皆様にお配りすることになります。届け!という想いで作ったものですので、是非とも届いてほしいものです。

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七条の着付けの授業

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さて、昨日の話になりますが、声明学園がありました。早いもので普通の授業は昨日のを含めて残り3回となりました。お盆休み(7月13日)を挟んで、7月20日が修了式となります。

私が所属する研修科では、残りの3回は七条の着付けを教えていただくことになりました。普段の法要では五条袈裟という法衣を着ますが、それよりも(簡単に言えば)畏まったときに着るのが七条袈裟になります。書いて字の如しですが、5つの布切れを合わせたものが五条で、7つの布切れを合わせたものが七条です。

#ざっくりとした説明で申し訳ありません

お寺によってはお葬儀で着られる方もいらっしゃるそうですが、それも地方の方が多いようで、東京ではあまり聞きません。ただ着ないこともなく(私も昨年の住職襲職奉告式で着ました)、また自身が着なくても誰かが着るのを手伝う場面は意外とあるものです。先日の私が式務をさせていただいた葬儀の際にも、ご導師は七条を着られていましたので、着付けのお手伝いさせていただきました。

正直、私自身も数年前までは七条の着付けなんてさっぱりでしたが、そういった経験を少しずつしていくと段々と理解できていくものです。YouTubeに説明動画が載っていたりしてそれも有用ですが、やはり実践に勝るものはありません。昨日の授業でも、生徒の一人にモデルになっていただき、実際に着付けを行っていきました。

着付けの順番や、気を付けるポイントは分かっているつもりですが、やはり先生は何とも手際よくキレイに着付けをされます。あの域までにはまだまだ当分及ばないなぁ、と思いながら昨日は授業で勉強させていただきました。残り2回の授業で、たっぷりと経験を積んでいこうと思います。

ちなみに、7月20日が修了式でそこから声明学園は夏休みに突入します。そして来年度は9月7日(もしくは14日)からとなります。声明はもちろん、こういった七条の着付けなどの作法も勉強できますので、是非是非お越しくださいませ。

今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。研修科のファーストイヤーも間もなく修了ですか。

南無阿弥陀仏

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