キャラクターを理解したい

7/26のブログです。

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。

先週に出産した姉が今日退院、ということで新生児に早速会いに行ってきました。姉はまだ体のダメージが抜けきっていなかったと思いますが、新生児見たさに上がり込んでしまいました。改めて、おめでとうございます。そしてお疲れさまでした。

新生児は何度見ても飽きません。ちっちゃいし、もちろん首なんか座ってないし、壊れそうなほど危うい存在ですが、それが何とも愛おしくなってしまいます。抱っこもさせてもらいましたが、軽すぎてビックリです。うちの子たちもこういう時期があったわけですが、気が付けばどちらも10kg越え。たった1年や2年前なのが信じられません。

まあまずはともかく、すくすくと元気に健康に成長してくれることを願っています。

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キャラクターを理解したい

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今日の赤ちゃん訪問には息子も連れていきました(妹は保育園)。家ではお兄ちゃん面して遊んでいますが、やっぱりアウェイということもあって少し気を使っている感じがあります。そして上の姪っ子のほうが学年的には1個上なので、その二人の関係では見事に弟になっています。家ではお兄ちゃんなのに、何だか不思議な感じです。

人にはキャラクター(人格)があります。が、息子のキャラクターを理解しているつもりでも、環境が変われば変わってしまい、諸法無我なんだなと実感しています。自分自身のキャラクターも理解しているつもりですが、おそらく相手によって変わってしまっているんでしょう。ブレない男でいたいものですが、こればっかりは多少は仕方のないことなのかもしれません。

お寺は家族経営ですが、それでも家族一人ひとりをどういうポジションに配置するかが、とても大事だと思っています。ただ、それぞれのキャラクターを理解しているつもりでも実際にはそうではなかったりして、それによって是や非があるわけです。家族間ですらこれですから、他人を従業員として雇っている人は本当に大変なんだろうなと実感する毎日です。

自分に対しても周りに対しても、私の頭の中で、『こうあってほしい』みたいな像があることは間違いありません。ただそんな像が正しいことなんて稀で、きちんとここを見極めたいものですが、何とも難しいことです。

昔バスケのテレビゲームをしているときに、『おれが現実世界でチームを運営するなら、まずは全選手をこうやって数値化して、それでバランスの良いチームを組むだろうな』と考えたりしていましたが、そんなことできるわけないんですね。テレビゲームでは一応便宜上選手の能力を数値化していますが、そもそも人間なんて数値化できません。そして、だからこそ人間なんだ、とも言えます。

数字のように何もかもわかりやすくなればいいのですが、現実世界はそんなに甘くありません。白も黒もなく、白も黒になりえます。だからこそ面白かったりするのですが。

今日もブログをお読みいただきありがとうございました。わかりにくい回ですみません。もう少しわかりやすい文章を書くことを心がけます。

南無阿弥陀仏

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